OneDriveで共同編集中にPowerPointで他のフォントを使う方法

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学校のOneDriveで共有してPowerPointを共同編集する際に、デフォルトのフォント以外を使いたい場合、どうすればよいのでしょうか?今回は、OneDrive上で共同作業を行いながら、必要なフォントを追加する方法について解説します。

OneDriveでの共同編集とフォントの制約

OneDriveで共同編集を行う場合、使用しているフォントが他のメンバーの環境にも適用される必要があります。しかし、OneDrive上のPowerPointで使用できるフォントは、基本的にMicrosoft 365に登録されているフォントに限られます。そのため、特定のフォントを使用したい場合は、いくつかの方法を検討する必要があります。

フォントを追加したい場合、まずは自分のパソコンにインストールされているフォントを利用する方法や、OneDriveの同期設定を使う方法が考えられます。それぞれの方法を以下で詳しく見ていきましょう。

方法1: PowerPointで使用可能なフォントを確認する

まず、PowerPointで使用可能なフォントが制限されていることを理解しておきましょう。OneDrive上のファイルを共同編集する場合、相手のPCにインストールされていないフォントは表示されないことが多いです。このため、全員が同じフォントを見れるようにするためには、Microsoft 365に標準搭載されているフォントを選ぶことが一番無難です。

例えば、Arial、Calibri、Times New Romanなどは、ほとんどのPCにインストールされていますので、安心して使用することができます。もし特定のフォントを使いたい場合は、後述する方法を試してみてください。

方法2: フォントをPCにインストールして使用する

特定のフォントをOneDriveのPowerPointで使用したい場合、自分のPCにそのフォントをインストールすることが最も簡単な方法です。これにより、自分のPowerPointでそのフォントを使用することができますが、他のメンバーがそのフォントを見られるためには、同じフォントをインストールしておく必要があります。

例えば、Google FontsやAdobe Fontsなどから好きなフォントをダウンロードし、PCにインストールすることができます。しかし、インストールしたフォントは他のユーザーにも適用されるわけではなく、相手がそのフォントを持っていない場合には代替フォントが表示されることに注意が必要です。

方法3: フォントを埋め込んで使用する

PowerPointでは、プレゼンテーションファイルにフォントを埋め込むことも可能です。これにより、相手がそのフォントを持っていなくても、埋め込まれたフォントを表示できるようになります。この方法は、フォントが一貫して表示されるため、共同編集時に非常に便利です。

フォントを埋め込むには、PowerPointで「ファイル」→「オプション」→「保存」から、「フォントを埋め込む」オプションを選択します。この設定を有効にすると、そのプレゼンテーションファイルを開く際に、相手のPCにフォントがインストールされていなくても、埋め込まれたフォントを使用することができます。

方法4: フォントの代替手段を利用する

もし、特定のフォントを使用したいけれども他のメンバーがそのフォントをインストールしていない場合、代替フォントを使用するのも一つの手です。例えば、一般的に使用されているフォントに似たフォントを選んだり、Google FontsなどのWebフォントを活用する方法もあります。

Webフォントは、オンラインで表示される際に自動的に読み込まれるので、他のメンバーが特定のフォントをインストールしていなくても、適切な代替フォントを表示させることができます。オンラインプレゼンテーションやウェブ用の資料作成には非常に役立つ方法です。

まとめ: OneDriveでのPowerPoint編集におけるフォント管理

OneDriveで共同編集しているPowerPointで他のフォントを使用したい場合、まずはPowerPointのデフォルトフォントを確認し、必要に応じてPCにフォントをインストールすることが重要です。さらに、フォントの埋め込みやWebフォントを活用することで、全員が同じフォントで表示できる環境を作ることができます。

最も効果的な方法は、プレゼンテーションを作成する前に、使用するフォントが共同編集者全員に適しているかを確認することです。それにより、スムーズな共同作業が実現できます。

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