Windows 10を起動した際にMicrosoft 365が自動的に立ち上がり、「準備中」の画面が表示されることがあります。これは、Microsoft 365の設定やWindowsのスタートアップ設定によるものです。特に、パソコンを新しくセットアップしたばかりの場合、初回起動時にこのような現象が見られることがあります。
Microsoft 365の自動起動の原因
Microsoft 365が自動的に起動する主な原因は以下の通りです。
- スタートアップ設定: Microsoft 365のアプリケーション（例: Word、Excel、Outlookなど）がWindowsのスタートアップに登録されていると、PC起動時に自動的に起動します。
- OneDriveの設定: OneDriveがPC起動時に自動的に起動する設定になっている場合、Microsoft 365のアプリケーションも連動して起動することがあります。
- Microsoft 365の設定: Microsoft 365の一部のアプリケーションは、設定によりPC起動時に自動的に起動するように設定されている場合があります。
Microsoft 365の自動起動を無効にする方法
Microsoft 365のアプリケーションが自動的に起動しないようにするための方法は以下の通りです。
1. スタートアップ設定の確認と変更
1. タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。
2. 「スタートアップ」タブをクリックします。
3. 一覧からMicrosoft 365のアプリケーションを探し、右クリックして「無効化」を選択します。
これにより、PC起動時にMicrosoft 365のアプリケーションが自動的に起動しなくなります。
2. OneDriveの自動起動設定の確認と変更
1. タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。
2. 「設定」タブをクリックします。
3. 「WindowsにサインインしたときにOneDriveを自動的に開始する」のチェックを外します。
これにより、OneDriveがPC起動時に自動的に起動しなくなります。
3. Microsoft 365のアプリケーション設定の確認と変更
1. Microsoft 365のアプリケーション（例: Word、Excel、Outlookなど）を開きます。
2. 「ファイル」メニューから「オプション」を選択します。
3. 「詳細設定」タブをクリックします。
4. 「Microsoft Officeの起動時に自動的に開始する」のチェックを外します。
これにより、Microsoft 365のアプリケーションがPC起動時に自動的に起動しなくなります。
Microsoft 365を削除しても問題ないか？
Microsoft 365を使用していない場合、アンインストールしても問題ありません。ただし、以下の点に注意してください。
- 他のアプリケーションとの依存関係: 一部のアプリケーションはMicrosoft 365のコンポーネントに依存している場合があります。アンインストール前に、他のアプリケーションが正常に動作するか確認してください。
- 再インストールの手間: Microsoft 365を再度使用する場合、再インストールが必要となります。
アンインストールする場合は、以下の手順で行ってください。
Microsoft 365のアンインストール手順
1. 「設定」を開きます。
2. 「アプリ」を選択します。
3. 「アプリと機能」からMicrosoft 365を探し、選択します。
4. 「アンインストール」をクリックし、画面の指示に従ってアンインストールを完了させます。
まとめ
Windows 10でMicrosoft 365が自動的に起動する現象は、スタートアップ設定やOneDriveの設定、Microsoft 365のアプリケーション設定によるものです。これらの設定を確認し、必要に応じて変更することで、自動起動を防ぐことができます。また、Microsoft 365を使用していない場合は、アンインストールしても問題ありませんが、他のアプリケーションとの依存関係や再インストールの手間を考慮する必要があります。
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