Excelのマクロが動作しない場合の解決方法【Windows11】

Excelで作成したマクロが動作しない場合、特に「マクロ〇〇を実行できません。」というエラーメッセージが表示されることがあります。このような場合の原因と解決方法について解説します。主にファイルの保存場所や設定の問題に関連していることが多いため、問題解決の手順を順を追って説明します。

1. Excelのマクロ設定を確認する

まず、Excelの「オプション」から「トラストセンター」を開き、「マクロの設定」を確認しましょう。マクロの設定が「すべてのマクロを有効にする」になっていることを確認してください。それでも解決しない場合、次の手順に進みましょう。

2. セキュリティ設定を確認する

Excelでは、セキュリティ上の理由から、インターネットからダウンロードしたファイルや、ネットワークドライブに保存されたファイルに対してマクロの実行を制限することがあります。自分のPCに保存されているファイルでも、場合によってはセキュリティ警告が表示されることがあるため、セキュリティ設定を確認し、信頼できる場所にファイルを保存することをおすすめします。

3. 特別なアクセス許可とネットワークドライブ

質問者のケースのように、「特別なアクセス許可」や「ネットワークドライブ」に関する設定が関わっている可能性があります。ファイルの保存場所やアクセス権限が制限されている場合、マクロが動作しないことがあります。ローカルの「Cドライブ」にファイルを移動することで、マクロが正常に動作する場合があります。

4. Excelの修復と再インストール

それでも問題が解決しない場合、Excel自体の修復を試みると効果がある場合があります。Windowsの「設定」から「アプリと機能」に進み、Microsoft Officeを選択して「変更」をクリックし、「修復」を選択してください。これで、Excelの設定やファイルの不具合を修正することができます。

まとめ

Excelでマクロが動作しない場合、設定やセキュリティ、ファイルの保存場所などが原因であることが多いです。上記の手順を順に試すことで、問題を解決できる可能性が高いです。特にファイルの保存場所やアクセス許可に関連する問題を解決することが重要です。それでも問題が解決しない場合は、Excelの修復や再インストールを検討してみましょう。