Windows 10の拡張セキュリティ更新プログラム（ESU）の登録を試みる際に、ユーザー認証の段階で「Outlookjp用に本人確認を行う必要があります」というメッセージが表示され、その後、SMSコード入力に進まず、設定画面に戻されてしまうことがあります。この問題を解決するための方法について詳しく説明します。
Windows 10 拡張セキュリティ更新プログラム（ESU）の問題とは？
Windows 10の拡張セキュリティ更新プログラム（ESU）は、2020年1月14日以降、サポートが終了したWindows 7を使用しているユーザーに対して提供されるものです。しかし、登録プロセス中に「本人確認を行ってください」と表示され、その先に進めない場合があります。このような状況は、特にOutlookやMicrosoftアカウントの設定に関連しています。
実際に、本人確認画面でSMSコード入力に進まず、進行が止まったままの状態が続くことがあります。この問題は、アカウントの設定や同期に関わるものです。
考えられる原因と対策
この問題が発生する主な原因にはいくつかの可能性があります。まず考えられるのは、OutlookアカウントやMicrosoftアカウントの設定が適切に同期されていないことです。また、インターネット接続の不具合やセキュリティ設定の問題も影響する可能性があります。
以下の方法で対策を試みてください。
- Microsoftアカウントに正しくサインインしているか確認。
- アカウントのセキュリティ設定が適切か、特に二段階認証の設定を再確認。
- インターネット接続が安定しているか、確認。
- ブラウザのキャッシュやクッキーを削除して再試行。
SMSコード入力に進まない場合の手順
SMSコード入力に進まない場合、最も一般的な原因はアカウントに関連するセキュリティ設定の不具合です。この場合、以下の手順で問題を解決することができます。
- Microsoftアカウントにサインインし、セキュリティ設定を確認。
- アカウントの「本人確認」セクションに進み、確認方法（SMSやメール）を変更。
- 再度、本人確認を試みる。
登録処理が完了しない場合の追加の解決策
上記の手順でも解決しない場合は、Windows 10の「設定」アプリを利用して、拡張セキュリティ更新プログラムの登録を再試行する方法があります。また、サポートが終了した際に適切な更新プログラムがインストールされていない場合もあるので、手動でアップデートを確認することも重要です。
次の手順で手動アップデートを試みてください。
- 「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」を開く。
- 「更新プログラムの確認」をクリックし、利用可能な更新プログラムをインストール。
- その後、再度拡張セキュリティ更新プログラムの登録を行う。
まとめ
Windows 10拡張セキュリティ更新プログラムに登録する際に「本人確認を行う必要があります」というメッセージが表示され、SMSコード入力に進めない場合は、Microsoftアカウントやセキュリティ設定に問題がある可能性があります。適切にアカウントを確認し、セキュリティ設定を調整することで、問題は解決できます。それでも解決しない場合は、手動でWindowsのアップデートを行い、再度試してみてください。
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