Excelを使っていると、セルCとセルDの数値を合算した結果をセルEに表示させたい場合があります。しかし、セルCやセルDの値を削除してもセルEにその値が残り続ける設定をしたい時に、少し工夫が必要です。この記事では、セルCとセルDの数値を合算し、その合計をセルEに残す方法について解説します。
SUM関数の基本的な使い方
まず、SUM関数の基本的な使い方から確認しましょう。例えば、セルC1とセルD1の値を合算してセルE1に表示させたい場合、セルE1には次のような式を入力します。
=SUM(C1, D1)
セルCとセルDの値を消してもセルEに数値を残す方法
通常、SUM関数を使うとセルCやセルDの値を削除した場合、セルEにも影響が出て、数値が消えてしまいます。このような場合でも、セルEに数値を残す方法を考えます。
1つ目の方法は、値としてコピーする方法です。セルEに計算式を設定した後、計算結果をコピーして「値として貼り付け」を行うことで、セルCやセルDの値を削除してもセルEに結果を保持できます。
値としてコピーする方法
次に、値としてコピーする具体的な手順を紹介します。
- まず、セルEにSUM関数を使用して計算式を入力します(例:=SUM(C1, D1))。
- 次に、セルEを右クリックし、「コピー」を選択します。
- その後、セルEを再度右クリックし、「値として貼り付け」を選択します。
これで、セルCやセルDの値を削除しても、セルEには数値がそのまま残ります。
関数を使わずに手動で計算結果を保存する方法
SUM関数を使いたくない場合や、より手動で管理したい場合は、計算結果をセルEに手動で入力することもできます。しかし、この方法では自動的に更新されないため、値が変動した場合には再度手動で更新が必要です。
まとめ:セルCとセルDを消してもセルEに数値を残す方法
Excelでは、SUM関数を使ってセルCとセルDの値を合算した後、その結果をセルEに残したい場合、値としてコピーを活用する方法が便利です。この方法により、セルCやセルDの内容が変更されても、セルEに表示される数値はそのまま維持されます。
また、関数を使わずに手動で数値を保存する方法もありますが、自動更新がされない点に注意が必要です。状況に応じて、最適な方法を選びましょう。
コメント