Blenderで円状の頂点を斜めに揃える方法

Blenderで円状に並んだ頂点を斜めに揃える方法は、特定のモデリング作業において非常に役立ちます。特にTransform Orientationsや他の補助ツールを使用する際に、圧縮された形になってしまうことがありますが、別の方法で解決する方法があります。

1. 頂点を選択する

まず、円状に配置された頂点を選択します。頂点選択モード（Tabキーで切り替え）で、頂点を選択します。選択した頂点は、他の操作を行う際に重要な要素となります。

次に、斜めに揃えたい軸に対応する方向を決定します。通常、この操作はZ軸、X軸、Y軸のいずれかの方向に適用されます。

頂点を斜めに揃える最も簡単な方法の一つは、スナップツールを使用することです。
Blenderの「スナップ」を使って、選択した頂点を斜めに揃えることができます。スナップツールを有効にした状態で、スナップタイプを「頂点」に変更します。これにより、特定の軸方向に合わせて頂点を整列させることができます。

スナップツールは3Dビューポートの上部にあるスナップアイコンで有効にできます。

ローカル軸を使って頂点を斜めに配置する方法もあります。
「Transform Orientations」で新しい軸を設定し、円状の頂点を選択した状態でその軸に沿って頂点を移動することができます。これにより、グローバル軸に圧縮されることなく、希望する角度で頂点を調整できます。

ローカル軸の設定は「N」キーを押してツールシェルフを表示し、「View」セクションから設定を変更できます。

Blenderには、頂点を斜めに配置するための便利な方法として、グリッドやスナップツールを組み合わせて使う方法もあります。特に細かい角度調整や、大きなモデルでの作業には有効です。

「グリッドスナップ」を使用して、指定した範囲内で頂点をスナップさせることも可能です。これにより、精度を高めつつ、必要な調整がしやすくなります。

Blenderで円状の頂点を斜めに揃える方法は、いくつかのテクニックを駆使することで簡単に実現できます。スナップ機能やローカル軸の設定、グリッドスナップを使うことで、望む方向に頂点を正確に配置できます。これらの方法を駆使して、効率的にモデリング作業を進めましょう。