日本のBDプレイヤーで、リージョンコードが異なる海外のBlu-rayディスクを再生したいと考える方へ、その解決方法について説明します。リージョンコードが異なるディスクを日本のプレイヤーで再生できるようにするためには、いくつかの方法と注意点があります。
リージョンコードとは?
Blu-rayディスクにはリージョンコードが設定されており、このコードによって再生できるプレイヤーが制限されます。たとえば、アメリカのディスクは「Aリージョン」、ヨーロッパは「Bリージョン」、日本は「Aリージョン」と設定されており、異なるリージョンのディスクは、対応したプレイヤーでしか再生できません。
PCでのリッピングと再生の可否
質問者が提案するように、PCでBDをリッピングしてUDF形式で再度焼く方法は、物理的なリージョンコードを回避することができますが、ディスク上のリージョンコードを完全に無視できるわけではありません。リッピングしたディスクを再生する場合、対応するリージョンのコードが設定されたソフトウェアで再生する必要があるため、PCで再生する場合でも、再生ソフトや設定に注意が必要です。
また、リッピングに使うソフトの選択にも工夫が必要で、例えば「MakeMKV」などの無料で使えるリッピングソフトを使うと、リージョンコードを無視してデータを抽出できます。その後、そのデータをBD-Rに焼くことで、異なるリージョンのディスクを再生できる可能性が高まります。
リージョンコードを変更する方法
BDプレイヤーがリージョンコードに対応していない場合、ソフトウェアを利用してリージョンコードを変更する方法もあります。例えば、PCで使えるBlu-ray再生ソフト「PowerDVD」や「Leawo Blu-ray Player」などでは、特定の条件下でリージョンコードの変更ができる場合があります。
ただし、ディスクによっては、変更できる回数に制限がある場合があるため、頻繁に異なるリージョンのディスクを再生する予定がある場合は、リージョンフリー対応のプレイヤーの購入を検討することをおすすめします。
フリーソフトとハードウェアの選択肢
質問者のようにフリーソフトでリージョンコードの問題を回避したい場合、フリーのBDリッピングソフトを利用する方法が最もコストパフォーマンスが良いと言えます。また、外部のリージョンフリーBDプレイヤーを購入すれば、手元にある異なるリージョンのディスクを問題なく再生できます。もし購入を避けたい場合、パソコンで再生することを選択し、リッピングと焼き直しを行うと良いでしょう。
まとめ:日本のプレイヤーで海外BDを再生する方法
日本のBDプレイヤーでリージョンコードの異なる海外BDを再生したい場合、PCでリッピングし、その後に再度焼き直す方法は有効ですが、使用するソフトウェアや設定に工夫が必要です。また、リージョンフリー対応のプレイヤーや、リージョンコード変更が可能なソフトを選ぶことで、より簡単に再生できるようになります。


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