YouTubeにアップロードする際の動画の画質に関する疑問がよくあります。特に、OBSで録画した動画をWQHD(2560×1440)で書き出す場合、フルHD(1920×1080)の動画と比較して画質に違いが出るのか、またその違いがYouTubeにアップロード後にどのように反映されるのかが問題となります。この記事では、Davinci Resolveを使用して録画した動画A(フルHDからWQHDへの変換)と動画B(WQHDで録画したもの)を比較し、YouTubeでの画質に関する違いを解説します。
WQHDとフルHD:解像度の違い
WQHD(2560×1440)は、フルHD(1920×1080)の約1.78倍の解像度を持ち、より多くの画素数を持つため、理論的にはより高精細な画質を提供します。しかし、動画がどの解像度で録画され、どのように書き出されるかによって、実際の画質には違いが生じることがあります。
動画Aと動画Bの違い
動画Aは、フルHDで録画した映像をWQHDに変換して書き出したものです。これに対して、動画Bは最初からWQHDで録画して書き出した映像です。動画Aの場合、フルHDの解像度からWQHDに変換する過程で、画質の劣化や拡大によるぼやけが生じる可能性があります。
一方、動画Bは元々WQHDで録画しているため、最初から高い解像度で録画され、変換による品質の劣化がなく、鮮明な画質が維持されます。
YouTubeへのアップロード後の画質
YouTubeに動画をアップロードする際、YouTubeは動画の画質に基づいて自動的に最適な解像度を選択します。WQHDの動画は、1440p60として再生されますが、動画A(フルHDから変換されたWQHD)と動画B(最初からWQHDで録画したもの)では、画質に若干の違いが見られることがあります。特に、動画Aは拡大処理が施されるため、多少のぼやけや圧縮による画質の低下が発生する可能性があります。
動画編集時の注意点
Davinci Resolveなどの編集ソフトを使って、録画した動画を最適化することが重要です。解像度を変換する場合、スケーリングの設定を慎重に行い、解像度の劣化を最小限に抑えるようにしましょう。また、YouTubeにアップロードする前に、圧縮設定やビットレートを調整して、より高品質な動画を提供することも可能です。
まとめ
フルHDからWQHDに変換した動画と、最初からWQHDで録画した動画では、YouTubeにアップロードした後の画質にわずかな違いが生じることがあります。動画B(WQHDで録画したもの)が画質的には優れており、変換による品質の低下がないため、可能であればWQHDで録画することをお勧めします。また、動画編集時に設定を調整して、最適な画質を維持することが重要です。


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