Illustratorで円柱や立方体以外の形、例えばハートやクローバーに2Dで立体感を出したい場合、パスファインダーだけでは外枠の線が消えてしまうことがあります。本記事では、手動で立体感を作るテクニックを解説します。
形状の分割と重ね順の工夫
まず、描きたい形を複数の部分に分割し、それぞれに独立したパスを作ります。ハートなら上の丸2つと下の三角形部分に分けることで立体感を表現しやすくなります。
重ね順を調整し、上側の丸や三角形のパスが手前に見えるように配置することで、自然な立体感が出ます。
グラデーションと影の活用
各パスにグラデーションをかけることで、光の当たり方を表現できます。上部を明るく、下部を暗くすることで立体的に見えます。
さらに、薄い影を重ねると、奥行き感が増し、平面的になりにくくなります。
線(ストローク)の扱い
パスファインダーを使うと境界線が消える問題は、個別のパスにストロークを残すことで解決できます。重ねる前に各パスに適切な線をつけておくと、統合しても見た目の線が維持されます。
実例として、ハートの上部の丸を別パスにして、黒線を残しつつ塗りで色を重ねると、外枠が消えずに立体感が出せます。
3D効果を使わない立体表現
Illustratorの『3D効果』を使わずに立体感を出す場合、手動でパスを重ね、色のグラデーションや影を調整することが基本です。各パスの明暗や重なりを意識することで、2Dでも立体的に見せられます。
例として、クローバーの葉の中央に向かって濃くなるグラデーションを入れると、葉の厚みを表現できます。
まとめ
ハートやクローバーなどの形で2D立体感を出すには、パスを分割して重ね順を意識し、ストロークを個別に残すことが重要です。また、グラデーションや影を活用することで、パスファインダーを使わずとも自然な立体表現が可能です。


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