エクセル関数でセルが埋まったらOKを表示し、セルの色を変える方法

Excel

2025.12.05

エクセルで複数のセルがすべて埋まったら、指定したセルに「OK」と表示させ、セルの色を変更する方法を解説します。これを実現するためには、エクセルの関数と条件付き書式を活用することができます。

1. 必要なセルを確認する

まず、複数のセルがすべて埋まっているかを確認する必要があります。例えば、セルA1からA5までにデータが入力されているかどうかをチェックします。このように、特定のセル範囲が埋まったかを判定する関数を使います。

セルがすべて埋まっているかどうかを判定するには、COUNTA関数を使用します。この関数は、範囲内の空でないセルの数を数えます。以下のように入力します。

=IF(COUNTA(A1:A5)=5, "OK", "")

上記の式では、A1からA5までのすべてのセルが埋まっていれば、「OK」と表示されます。もし空のセルがあれば、何も表示されません。

次に、条件付き書式を使って、セルの色を変える方法を説明します。セルに「OK」と表示されたら、自動的にセルの色を変更する設定をします。

1. 対象のセルを選択します。

2. 「ホーム」タブにある「条件付き書式」をクリックします。

3. 「新しいルール」を選択し、「セルの値」を選びます。

4. 「セルの値が次の値に等しい」を選択し、値に「OK」を入力します。

5. 「書式」をクリックして、セルの色を変更します。

これで、A1からA5がすべて埋まって「OK」が表示された場合、指定したセルの色が自動的に変わります。

例えば、商品の在庫数を管理している場合、在庫数がすべて埋まったら「OK」を表示させて、さらにセルの色を変更することで、視覚的に完了したかどうかを確認できます。この方法は、進捗管理にも役立ちます。

エクセルで複数のセルが埋まったかどうかを確認し、条件付き書式でセルの色を変える方法は非常に簡単です。関数と条件付き書式を使うことで、作業が効率化され、視覚的にも分かりやすくなります。この方法を活用して、日々の作業に役立ててください。