Windows 11 Homeエディションでは、リモートデスクトップのクライアント機能は利用できますが、サーバー機能（他のPCからリモート接続される側としての機能）は制限されています。リモートデスクトップを使いたい場合、クライアントとしての利用は問題なくできますが、ホスト機能を利用したい場合はProエディションが必要です。この記事では、リモートデスクトップの使い方や、クライアントとしての設定方法を詳しく解説します。
Windows 11 Homeエディションでリモートデスクトップを使う方法
リモートデスクトップは、他のPCやデバイスから自分のPCを操作するための便利なツールです。Windows 11 Homeでは、リモートデスクトップクライアント（他のPCから自分のPCへ接続する機能）を使うことができます。ただし、Windows 11 Homeには「リモートデスクトップのホスト機能」（自分のPCが他のPCから接続される側の機能）は含まれていません。
そのため、Windows 11 Homeエディションを使用している場合、リモートデスクトップを使うには、以下の方法で「クライアント」として接続することができます。
リモートデスクトップクライアントとしての利用方法
Windows 11 Homeエディションでも、リモートデスクトップクライアント機能を使用して他のPCに接続することは可能です。以下の手順で設定できます:
- 「リモートデスクトップ接続」を開く：スタートメニューから「リモートデスクトップ接続」を検索し、アプリを開きます。
- 接続先のPCのIPアドレスを入力：接続したいPCのIPアドレスを入力します。
- ユーザー名とパスワードを入力：接続先PCのユーザー名とパスワードを入力します。
これで、リモートで自分のPCにアクセスし、操作することができます。
Windows 11 Proにアップグレードしてホスト機能を有効にする方法
Windows 11 Homeではリモートデスクトップのホスト機能が使えませんが、Proエディションにアップグレードすれば、ホストとしても利用できるようになります。Proエディションへのアップグレードは、以下の手順で行えます。
- 「設定」を開く：スタートメニューから「設定」を開きます。
- 「システム」→「バージョン情報」を選択：システム情報の中にある「バージョン情報」をクリックします。
- 「エディションの変更」をクリック：表示されるオプションから「エディションの変更」を選び、Windows 11 Proにアップグレードします。
まとめ
Windows 11 Homeエディションでリモートデスクトップを利用するには、クライアント機能を使用する方法があり、他のPCに接続して操作できます。しかし、ホスト機能を使いたい場合は、Windows 11 Proへのアップグレードが必要です。リモートデスクトップ接続は非常に便利なツールであり、業務や家庭でのPC管理を効率化するために役立ちます。
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