Googleスプレッドシートに複数のURLが縦に並んでいると、一つ一つ手動で開くのが非常に面倒です。そこで、スプレッドシート内のURLを一括で開く方法を知っておくと、作業効率が格段にアップします。この記事では、GoogleスプレッドシートでURLを一気に開く方法を解説します。
URLを一括で開くための基本的な方法
Googleスプレッドシートには、複数のURLを一括で開くための直接的な機能はありませんが、Google Apps Scriptを使ってこの操作を実現することができます。Google Apps Scriptを使用すると、スプレッドシートのデータを操作して、URLを一括で開くスクリプトを簡単に作成できます。
Google Apps Scriptを使ってURLを一括で開く方法
まず、Googleスプレッドシートで「拡張機能」→「Apps Script」を選択して、新しいスクリプトを作成します。以下のコードをスクリプトエディタにコピーし、実行することで、指定したURLを一括で開くことができます。
function openUrls() { var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet(); var range = sheet.getRange('A1:A' + sheet.getLastRow()); var values = range.getValues(); for (var i = 0; i < values.length; i++) { if (values[i][0]) { var url = values[i][0]; var html = HtmlService.createHtmlOutput(''); SpreadsheetApp.getUi().showModalDialog(html, 'Opening URL'); } } }
スクリプトの実行と確認
スクリプトを保存した後、「実行」ボタンをクリックすると、指定された列(この例ではA列)のURLが新しいタブで開かれます。URLが正しく開かれない場合は、スクリプトの設定やURLが正しいか確認してください。また、ポップアップブロックを解除しておく必要があります。
URLの形式と範囲指定に注意
スクリプトでは、スプレッドシート内の範囲(ここではA1から最後の行まで)を指定しています。URLが入力されている列を確認し、適切な範囲を指定することが重要です。また、URLが正しい形式で入力されているかどうかを確認し、無効なURLを除外することも忘れずに行いましょう。
まとめ
Googleスプレッドシートで複数のURLを一括で開くためには、Google Apps Scriptを活用することで簡単に実現できます。スクリプトを使用することで、手動でURLを開く手間を省き、作業効率を大幅に向上させることができます。スプレッドシート内のURL管理が便利になるので、ぜひ試してみてください。


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