DaVinci Resolveの「ブレード編集モード」は、動画編集において非常に便利なツールです。このモードを使うことで、タイムライン上で簡単にクリップを切り分けることができ、特に細かい編集やカット作業が求められる場面で役立ちます。この記事では、ブレード編集モードの使い方やその特徴について詳しく解説します。
ブレード編集モードとは?
ブレード編集モードは、DaVinci Resolveのタイムラインでクリップを切断するためのツールです。これを使うことで、指定した位置で簡単に動画やオーディオのクリップを分割でき、編集作業がスムーズに進みます。
このモードは、特に細かいカットが必要な時や、タイムライン上で不要な部分を切り取る際に役立ちます。タイムライン上のクリップを一箇所でカットするだけでなく、複数箇所で同時にカットすることも可能です。
ブレード編集モードの使い方
ブレード編集モードを使用するには、まずDaVinci Resolveを開き、編集画面に移動します。その後、以下の手順でブレードツールを使うことができます。
- [編集]タブを選択し、ツールバーからブレードアイコンをクリックします。
- タイムライン上の切りたい位置に再生ヘッドを移動させます。
- ブレードツールを使ってその位置でクリップをカットします。
これでタイムライン上のクリップが分割され、不要な部分を削除したり、別々に処理を加えたりすることができます。
複数のクリップを同時にカットする方法
DaVinci Resolveのブレード編集モードでは、複数のクリップを同時にカットすることも可能です。これを行うには、タイムラインで切断したい複数のトラックを選択し、ブレードツールで一度にカットします。
複数のトラックを選択している場合、選択したすべてのトラックが同じ位置でカットされます。これにより、複数のクリップを素早く同期させてカットすることができます。
ブレード編集モードの便利なショートカット
ブレード編集モードをさらに効率的に使うために、いくつかのショートカットを覚えておくと便利です。以下のショートカットは、編集作業をスピーディーに進めるために役立ちます。
- [Ctrl] + [B](Windows)または[Command] + [B](Mac):ブレードツールをオン/オフする
- [Alt] + [B]:複数のトラックを同時にカットする
- [Shift] + [B]:選択した位置でブレードツールを切り替える
これらのショートカットを覚えることで、手動でツールを切り替える手間が省け、編集作業が効率的になります。
まとめ
DaVinci Resolveのブレード編集モードは、タイムラインで簡単にクリップをカットするための非常に便利なツールです。動画編集の作業をスムーズに進めるためには、ブレードツールを使いこなすことが重要です。複数のトラックを同時にカットしたり、ショートカットを活用することで、編集作業の効率が格段に向上します。これらの機能を活用して、さらにスピーディーで効果的な編集作業を行いましょう。


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