MacBook Air Late 2018でNVRAMをリセットした後、システム終了の際にCommand + Qが機能しなくなったという問題が発生することがあります。この問題は、一般的に設定やソフトウェアの問題、またはハードウェア関連のトラブルによって引き起こされることがあります。この記事では、Command + Qが使えなくなった場合の原因と解決策について詳しく解説します。
1. Command + Qが効かない場合の一般的な原因
Macのキーボードショートカットは、システム設定やソフトウェアの設定によって影響を受けることがあります。Command + Qが効かない場合、以下の原因が考えられます。
- キーボードショートカットの設定が無効になっている
- NVRAMのリセットによる設定変更
- macOSのソフトウェアのバグ
- システム終了プロセスに関連するソフトウェアの干渉
これらの要因により、Command + Qが機能しなくなることがあります。これから、問題を解決するために試すべき手順を説明します。
2. システム環境設定を確認する
Command + Qが効かない場合、まずはMacのシステム環境設定を確認しましょう。特に「キーボード」設定や「ショートカット」設定に問題があることがあります。
「システム環境設定」>「キーボード」>「ショートカット」に進み、キーボードショートカットが適切に設定されているかを確認してください。特に、「システム終了」や「終了」などに関連するショートカットが無効になっていないかを確認しましょう。
3. NVRAMのリセットを再実行する
NVRAM(Non-Volatile Random-Access Memory)のリセットは、特にシステムの設定が影響を与えている場合に効果的です。NVRAMをリセットすることで、さまざまな設定が初期化され、問題が解決することがあります。
再度NVRAMのリセットを試みるには、Macをシャットダウンし、電源を入れた直後に「Option + Command + P + R」を同時に押し続けます。2回目の起動音が聞こえたら、キーを離します。これでNVRAMがリセットされます。
4. macOSのアップデートを確認する
macOSのバージョンやソフトウェアに不具合がある場合、Command + Qが機能しないことがあります。macOSの最新バージョンにアップデートしていない場合は、ソフトウェアのアップデートを確認しましょう。
「システム環境設定」>「ソフトウェア・アップデート」で最新のアップデートがあるかを確認し、あればインストールしましょう。これにより、既知のバグや不具合が修正される可能性があります。
5. セーフモードで起動して確認する
セーフモードで起動することによって、Macの起動に影響を与えているソフトウェアの問題を特定できます。セーフモードで起動するには、Macをシャットダウンした後、電源を入れた直後に「Shift」キーを押し続けます。
セーフモードで起動した後、Command + Qが正常に動作するかを確認してください。もし正常に動作する場合、通常の起動に戻してから、第三者製のアプリケーションやプラグインを一つずつ無効にして問題の原因を特定することができます。
6. まとめ
MacBook Air Late 2018でCommand + Qが効かない場合、いくつかの手順で問題を解決することができます。まず、システム設定でショートカットが正しく設定されているか確認し、NVRAMのリセットを再度試みてください。また、macOSのアップデートを確認したり、セーフモードでの起動を試すことも有効です。
これらの手順で問題が解決しない場合、Appleサポートに相談して、さらなるサポートを受けることをおすすめします。
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