Windows 10から新しいPCへの設定移行方法:お気に入りの引き継ぎと初期設定

Windows 全般

新しいPCにWindows 10からWindows 11にアップグレードした際、初期設定で「今まで使用していたデバイスの設定を復元する」か「新しいデバイスとして設定する」かを選ぶ場面があります。特に「お気に入り」などの設定を引き継ぎたい場合、どちらの選択をすべきか迷うことがあります。この記事では、この選択肢がどのように影響するのか、詳しく解説します。

「今まで使用していたデバイスの設定を復元する」とは?

「今まで使用していたデバイスの設定を復元する」オプションを選択すると、以前使用していたPCの設定やファイル、アプリケーション、さらにはお気に入りのWebページなどが新しいPCに引き継がれます。この設定は、Microsoftアカウントを使用している場合に有効で、Microsoftのクラウドバックアップ機能を利用して、以前のPCと同じ環境を作り直すことができます。

この方法では、お気に入りやブラウザの設定、さらにはWi-Fiパスワードなども引き継がれるため、手間を省き、以前のPCとほぼ同じ状態で作業を始めることができます。

「新しいデバイスとして設定する」とは?

一方で「新しいデバイスとして設定する」オプションを選択すると、以前のPCの設定やアプリは引き継がれず、新たに手動で設定を行う必要があります。この場合、Microsoftアカウントでログインしても、クラウドからの設定復元は行われませんが、ネットワーク設定や初期設定が最初から行われるため、特に新しいPCで一から設定を行いたい場合に有効です。

この方法を選択した場合、お気に入りなども手動で再設定する必要がありますが、全く新しい環境を構築したい場合に適しています。

お気に入りはどう引き継がれるのか?

「今まで使用していたデバイスの設定を復元する」を選択した場合、Microsoftアカウントを介して、お気に入り(ブラウザでのブックマーク)や保存されたパスワードなどが引き継がれます。具体的には、Microsoft EdgeやGoogle Chrome、Firefoxなどのブラウザの設定が復元されます。これにより、ブラウザで保存していた「お気に入り」や閲覧履歴も、新しいPCでそのまま使用可能です。

しかし、「新しいデバイスとして設定する」を選択した場合、お気に入りの引き継ぎは手動で行う必要があります。この場合、以前のPCで使用していたブラウザからデータをエクスポートして、新しいPCにインポートする必要があります。

まとめ:適切な選択肢の選び方

新しいPCに設定を移行する際、もし「お気に入り」やアプリの設定などをそのまま引き継ぎたい場合は、「今まで使用していたデバイスの設定を復元する」を選ぶのが最適です。これにより、Microsoftアカウントを使用して、ほぼ同じ環境を再構築することができます。

一方で、新しいデバイスとして完全に新たな環境を設定したい場合は、「新しいデバイスとして設定する」を選択してください。その場合、お気に入りや設定は手動で再設定する必要があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました