新品のバックアップ用外付けHDDでコピー中にリードエラーレートが増加している場合、どのような影響が考えられるのでしょうか?本記事では、転送速度への影響、HDDの状態、ウイルス対策ソフトが原因で起こる問題などについて解説します。
1. HDDのリードエラーレートが増加した場合の原因
HDDのリードエラーレートが増加した場合、ハードウェアの不具合やケーブル接続の問題、ドライバの不具合などが原因である可能性があります。特に新品のHDDであれば、製造時に不良があったり、出荷時のパラメータ設定が最適でないことも考えられます。リードエラーレートの最悪値や現在値が増加しているときは、データ読み込みや書き込みに不具合が生じる恐れがあります。
ただし、数値が一時的に変動することもあるため、まずは他の要因と合わせて確認することが重要です。
2. コピー速度の変動とその原因
コピー中に転送速度が急激に変動する原因には、さまざまな要因が考えられます。例えば、コピーするデータの種類やサイズによっても速度が変わることがあります。また、ウイルス対策ソフトがバックグラウンドで動作している場合、リアルタイムスキャンの影響で転送速度が遅くなることがあります。
さらに、HDDが一時的に他の操作にリソースを割いている場合(例: ドライブがインデックス作成中、または他のバックグラウンドプロセスが多く動作している)でも転送速度に変動が生じることがあります。
3. ウイルス対策ソフトが原因での影響
ウイルス対策ソフトがリアルタイムでファイルスキャンを行っている場合、コピー中にかなりの負荷がかかることがあります。特に大きなファイルを一度にコピーすると、スキャンによってパフォーマンスが低下し、転送速度が遅くなる可能性が高いです。
一時的にネットワーク接続をオフにしている場合でも、ウイルス対策ソフトがローカルファイルをスキャンするため、影響を受けることがあります。もし、転送速度の遅延やエラーが気になる場合は、ウイルス対策ソフトを一時的に無効化してから再度コピーを試みてみるのも一つの方法です。
4. コピー前後のHDD状態を確認する方法
HDDの状態を確認するためには、CrystalDiskInfoなどのツールを使用して、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis, and Reporting Technology)データをチェックします。このデータを基に、HDDの状態や健康状態、リードエラーレートの推移などを確認することができます。
新品のHDDでも、購入後すぐに不良セクターが見つかる場合があります。その場合、返品や交換が必要です。リードエラーレートが急激に増加した場合は、データのバックアップを取り、HDDの状態が安定しているか確認することをお勧めします。
5. 対策と予防策
転送速度が遅い、またはエラーレートが増加する場合、以下の対策を試すことをおすすめします。
- HDDのドライバやファームウェアを最新に更新する
- ウイルス対策ソフトのスキャン設定を変更して、一時的に無効化して試す
- 別のUSBケーブルやポートに接続してみる
- 転送中のバックグラウンドプロセスを最小限にする
- HDDの健康状態を定期的にチェックする
6. まとめ: HDDの状態を正確に把握し、適切な対応を
HDDのリードエラーレートの増加や転送速度の変動は、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。これらの問題が発生した際には、原因を特定し、適切な対策を講じることが重要です。最終的にHDDが正常であることを確認し、安全にデータを転送できるようにしましょう。


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