液タブで描いた絵を出版社に提出する方法：保存形式やサイズ設定について

液タブ（MediBangなど）で描いた絵を出版社に提出する場合、どの保存形式やサイズが適切かは非常に重要です。本記事では、出版社にイラストを提出する際の一般的な流れや注意点を解説します。

1. 液タブを使用したイラストの提出について

液タブで描いたイラストを出版社に提出する場合、特に気をつけたい点は、最終的な保存形式やサイズ、カラープロファイルです。従来のアナログ制作からデジタル制作に変わることで、注意すべき事項も変わっています。

出版社に提出する場合、まずはサイズや解像度を確認しておく必要があります。一般的には、次のような設定が推奨されています。

また、保存形式は、レイヤーを統合して保存することが一般的です。PSD形式やJPEG形式がよく使われます。

液タブで描いたイラストは基本的にRGBモードで作成されますが、印刷用にはCMYKモードに変換する必要があります。多くのデジタルイラスト制作ソフトでは、RGBからCMYKに変換する機能がありますが、IllustratorやPhotoshopなどのソフトがない場合、変換は出版社で行うことが多いです。

変換方法としては、Photoshopや他のデザインソフトを使用してCMYKに変換し、最終的な色合いを確認することが重要です。

提出後、出版社からフィードバックがある場合、再提出を求められることがあります。例えば、色合いの調整や微細な修正が必要な場合です。フィードバックを受け取った後は、必要な修正を加え、再度提出する流れとなります。

液タブで描いたイラストを出版社に提出する際には、ファイルサイズや解像度、カラーモード（RGBからCMYKへの変換）、保存形式（PSDやJPEG）を意識することが大切です。また、依頼内容をしっかりと確認し、出版社の指定に従ったフォーマットで提出するようにしましょう。