MacのTime Machineを使用してバックアップを取ろうとした際に、APFS Case-Sensitive形式のフォーマットが原因でバックアップできない場合があります。この記事では、その原因と解決方法について詳しく解説します。
Time Machineでバックアップが取れない原因とは?
Time Machineがバックアップを取れない原因として、使用しているディスクが「APFS Case-Sensitive」フォーマットであることがよくあります。APFS(Apple File System)は、macOSの最新ファイルシステムですが、「Case-Sensitive」とは大文字と小文字を区別する設定です。この設定が影響して、Time Machineが正常にバックアップを作成できないことがあります。
APFS Case-Sensitiveの影響とは?
APFS Case-Sensitiveフォーマットのディスクを使用していると、特定のファイル名の問題により、Time Machineがバックアップを実行できない場合があります。例えば、ファイル名が大文字と小文字で異なるものが同時に存在する場合、これが原因でエラーが発生することがあります。
解決方法:APFS Case-Sensitiveからの変更
Time Machineでバックアップができない場合、APFS Case-Sensitiveフォーマットを解除して、「APFS」フォーマットに戻すことが解決策の1つです。これにはディスクユーティリティを使用してフォーマットを変更する必要があります。注意点として、フォーマット変更によりディスクの中身が消去されるため、事前にバックアップを取っておくことをお勧めします。
- 手順1: 「ディスクユーティリティ」を開き、対象のディスクを選択。
- 手順2: 「消去」タブを選択し、フォーマットとして「APFS」を選択。
- 手順3: 設定を確認した後、「消去」を実行。
Time Machineの設定を確認する
APFS Case-Sensitiveの設定を変更した後は、Time Machineの設定も再確認することが重要です。「システム環境設定」→「Time Machine」で、バックアップ先のディスクが正しく設定されていることを確認しましょう。場合によっては、Time Machineの設定を一度リセットして再設定することで解決することもあります。
まとめ
Time Machineで「APFS Case-Sensitive」フォーマットが原因でバックアップができない場合、APFSの設定を変更し、「APFS」フォーマットに戻すことで問題を解決できます。また、バックアップ先のディスクの設定を再確認することも重要です。これらの手順を試して、再度Time Machineを利用してバックアップを行ってみましょう。


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