Macで音声付き画面録画をするには、いくつかの方法がありますが、最も一般的なのはQuickTimeを使う方法です。しかし、QuickTimeではシステム音声が録音できないことがあり、別の方法を探している方も多いのではないでしょうか。ここでは、Macで音声付き画面録画を行うための設定方法や、無料で使える方法を詳しく解説します。
1. QuickTimeで音声付き録画を行う方法
まず、QuickTime Playerを使用して画面録画を行う方法を紹介します。ただし、QuickTimeを使うとシステム音(アプリの音など)が録音されないことがあるため、音声付き録画を行うためには以下の設定が必要です。
1. QuickTimeを起動し、[ファイル] → [新規画面録画]を選択します。
2. 録音ボタンの隣にある小さな矢印をクリックして、マイクの設定を行います。
3. マイクとして「内蔵マイク」を選択しますが、この方法ではシステム音が録音されません。
2. システム音を録音する方法
QuickTimeではシステム音を録音できませんが、無料で使える「BlackHole」というソフトウェアを使用することで、システム音を含めた録音が可能になります。
BlackHoleをインストールした後、以下の手順で設定できます。
1. [音声 MIDI 設定] を開き、[BlackHole 16ch]を選択します。
2. QuickTimeで録画を開始する際に、[音声設定] で [BlackHole 16ch] を選択します。
3. より簡単で安定した録画方法
無料のソフトを使用せずに、もっと簡単に安定した録画を行いたい場合、次のソフトをおすすめします。
- 「OBS Studio」:無料で多機能な録画ソフトで、システム音もマイク音も一緒に録音できます。
- 「Camtasia」:有料ですが、直感的に操作でき、エディット機能も強力です。
これらのソフトを使用することで、音声付きで高品質な画面録画が可能になります。
4. まとめ
Macで音声付きの画面録画を行うには、QuickTimeに加えて「BlackHole」のようなサードパーティのツールを使う方法、もしくはOBS StudioやCamtasiaのような専用の録画ソフトを使用する方法があります。それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、目的に応じて最適な方法を選びましょう。
チュートリアル動画や操作説明を作成する際には、安定した録画環境を整えることが重要です。自分の使用感に合わせて、ぜひ最適な方法を試してみてください。


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