Wordで文書を作成していると、ページがうまく表示されない場合があります。特に、「83ページ目が白紙になる」という問題が発生した場合、その原因を特定して修正するのが難しいこともあります。この記事では、白紙のページが表示される原因と、それを削除するための方法について解説します。
1. 不要なページの原因:改ページやセクション区切り
Wordでページを追加する方法として、改ページやセクション区切りを挿入することがあります。しかし、これが原因で不要な白紙ページが作成されることがあります。特に、セクション区切りが誤って挿入されている場合、次のページに空白が表示されることがあります。
解決方法としては、カーソルを該当のページの末尾に置き、Backspace(バックスペース)キーを押してセクション区切りや改ページを削除することです。これで不要なページが消える場合があります。
2. 表示モードの変更を試す
Wordには、ページの表示方法を変更するオプションがあります。特に「印刷レイアウト」モードを使用していると、実際に印刷される内容と異なる表示になることがあります。白紙ページが表示されている場合、まずは「Webレイアウト」や「アウトライン表示」に切り替えて、問題のページが見えるかどうか確認します。
「表示」タブから「印刷レイアウト」を選択することで、実際の印刷結果に近い形で文書を確認できます。これにより、白紙ページの原因がセクション設定やページ設定にある場合はすぐに特定できます。
3. ページの余白設定の確認
余白設定が原因で不要なページが挿入されることもあります。特に、上下の余白が大きすぎると、ページが自動的に追加される場合があります。これを確認するためには、ページ設定を開き、余白を適切に調整してみましょう。
「レイアウト」タブから「余白」を選択し、適切な余白設定を選びます。特に、上下の余白が大きく設定されていると、ページが無駄に増えてしまうことがあるので、余白を調整することで解決できる場合があります。
4. 印刷プレビューでの確認
Wordの「印刷プレビュー」を使って、実際に印刷される内容を確認することが重要です。印刷プレビューでは、表示されていないページも確認できるため、白紙ページが含まれていないかをチェックできます。
「ファイル」→「印刷」で印刷プレビューを確認し、不要なページが印刷されないように設定を変更します。プレビューの段階で白紙ページが表示される場合、そのページを削除する手順を踏んでください。
まとめ
Wordで「83ページ目が白紙になる」という問題は、改ページやセクション区切りの設定ミス、余白設定、表示モードの問題が原因で発生することがあります。これらの設定を調整することで、白紙ページを削除し、正常な文書を作成することができます。問題が解決しない場合は、Wordの設定を再確認したり、必要に応じて文書を再作成することを検討してください。


コメント