OneNote 2016からOffice365版への移行方法とファイル読み込みの問題解決

Office系ソフトウェア

OneNote 2016からOffice365版への移行時に発生する問題の一つに、.oneファイルの読み込み不具合があります。特に、.onetoc2ファイルが存在しないため、ファイルが正しく表示されない、もしくは同じセクションが重複して表示されることが報告されています。この記事では、これらの問題を解決するための方法をご紹介します。

OneNote 2016とOffice365版の違いについて

OneNote 2016とOffice365版の主な違いは、データの保存方法とファイル管理の方式です。OneNote 2016では、ノートのファイルは主にローカルに保存され、.one形式のファイルで管理されます。一方、Office365版では、ノートはクラウドで同期され、.onetoc2というファイル形式を基に管理されています。

そのため、OneNote 2016のファイルをOffice365版に移行する際、.onetoc2ファイルが必要となりますが、このファイルはOneNote 2016には存在しません。このため、手動での移行作業が必要になります。

移行手順と解決方法

移行の際、まず最初に行うべきことは、OneNote 2016のファイルをOffice365版で読み込み可能な形式に変換することです。以下の手順で進めていきます。

  • OneNote 2016で開いているノートブックを、最新のバージョンに更新します。これにより、必要な同期ファイル(.onetoc2)が自動的に生成されます。
  • その後、OneNote 365に同じノートブックを開き、同期を行います。これで、クラウド上での保存と管理が行われ、すべてのノートが正しく表示されるようになります。

「日付が追加される」問題の解決

OneNote 2016から移行した際に発生する、ファイル名に日付が追加される問題は、同期の過程で新しいファイルとして認識されることによって発生します。この場合、手動でファイルを整理することで解決できます。

具体的には、ファイルを選択して名前を変更し、重複を解消する方法が考えられます。また、Office365版のOneNoteで新しいセクションを作成し、元のセクションの内容を移動させると良いでしょう。

自分で解決できる場合と修理業者に頼む場合

データの移行やファイル整理が難しい場合、または同期に失敗した場合には、修理業者に頼むことも検討できます。修理業者に依頼すれば、確実にデータを移行し、同期の問題も解決できる可能性があります。

まとめ

OneNote 2016からOffice365版への移行時には、.onetoc2ファイルの存在が問題となり、手動でのファイル整理や同期が必要となります。しかし、正しい手順を踏むことで、移行後も快適にOneNoteを使用することができます。上記の方法で問題を解決し、効率的にノートブックを管理してください。

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