MacBook Airの電源が入らない、または画面が黒いままで起動する問題に直面した場合、いくつかの手順を試してみることが重要です。この記事では、MacBook Airの画面が開いてもすぐに電源が入らない場合のトラブルシューティング方法を解説します。
1. SMC(システム管理コントローラ)のリセット
MacBook Airの電源に関する問題を解決するために、まず試すべき方法はSMC(システム管理コントローラ)のリセットです。これにより、電源管理が正常に機能するようになることがあります。リセット方法は以下の通りです。
- MacBook Airの電源が切れていることを確認します。
- 電源アダプタを接続します。
- 左側の「Shift + Control + Option」キーを同時に押しながら、電源ボタンを10秒間押し続けます。
- その後、すべてのキーを放し、通常通り電源ボタンを押して起動します。
2. NVRAMのリセット
次に試すべき方法は、NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)のリセットです。NVRAMには、ディスプレイ設定や音量設定など、Macの設定が保存されています。リセットすることで、起動時に発生する問題が解決することがあります。
- MacBook Airをシャットダウンします。
- 電源ボタンを押した後、すぐに「Option + Command + P + R」の4つのキーを同時に押し続けます。
- 20秒間以上押し続け、Macが再起動するまで待ちます。
3. セーフモードで起動する
セーフモードで起動すると、MacBook Airは必要最低限のシステムのみを読み込んで起動します。これにより、通常の起動時に問題を引き起こす可能性のあるソフトウェアや拡張機能が無効化されます。
- MacBook Airをシャットダウンし、再度電源ボタンを押します。
- すぐに「Shift」キーを押し続け、Appleロゴが表示されるまで保持します。
- セーフモードで起動した後、問題が解決されたか確認します。
4. 外部ディスプレイを確認
画面が黒いまま起動する場合、MacBook Air自体のディスプレイに問題がある可能性もあります。外部ディスプレイを接続して、画面が表示されるか確認してみてください。
- 外部ディスプレイをMacBook Airに接続します。
- 外部ディスプレイで正常に表示される場合、MacBook Airの内蔵ディスプレイに問題があることが分かります。
まとめ
MacBook Airの画面が黒いままで電源が入らない問題は、いくつかの方法で解決できます。SMCのリセット、NVRAMのリセット、セーフモードでの起動、外部ディスプレイの確認などの手順を試すことで、問題が解決する可能性が高いです。それでも解決しない場合は、Appleサポートに連絡して修理を依頼することをお勧めします。


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