WordなどのOffice系ソフトでファイルを作成すると、アイコンにその内容の一部が表示されることがあります。例えば、文書ファイルのアイコンにその内容が縮小版として表示されている場合があります。もし、この表示を消したい場合、または画像アイコンには内容を反映させたい場合、どのように設定を変更すれば良いのでしょうか?この記事では、アイコン設定の変更方法について具体的に解説します。
アイコンに内容の一部が表示される理由
Windowsでは、ファイルの種類に応じてアイコンを表示する設定があり、WordファイルやExcelファイルなど、Office系ソフトで作成されたファイルはその内容をアイコンに反映することがあります。これにより、ファイルを簡単に識別できるメリットがある一方、内容を隠したい場合には困ることがあります。
特に、画像ファイルにはアイコンにその画像が表示されることが望ましい一方で、文書ファイルに関しては内容を隠したいというニーズもあります。
「縮小版にファイルアイコンを表示する」設定を変更する方法
アイコンに内容の一部が反映されるのを防ぐには、Windowsのエクスプローラーで設定を変更する必要があります。具体的には、以下の手順を踏んで設定を変更します。
- エクスプローラーを開き、「表示」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「フォルダーオプション」を開きます。
- 「表示」タブに移動し、「縮小版にファイルアイコンを表示する」のチェックボックスを外します。
- 「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックボックスをオンにします。
これで、アイコンにファイルの内容が反映されることを防げます。しかし、この設定を行うと、画像アイコンも内容が反映されなくなってしまうため、特に画像ファイルには問題が生じる可能性があります。
画像アイコンには内容を反映させる設定
画像ファイルに関しては、内容を反映させることが一般的ですが、Wordなどの文書ファイルの場合にはアイコンに内容を表示させたくないという要求があります。もし画像ファイルには内容を反映させたい場合、画像ファイルのみ別の方法で設定する必要があります。
このような設定は、通常のWindowsの設定では難しいため、サードパーティのソフトウェアを使用することで、ファイルごとに設定を調整する方法もあります。例えば、サードパーティ製のアイコン管理ソフトを使うことで、画像ファイルには内容を反映し、文書ファイルには反映しないようにカスタマイズすることができます。
まとめ
アイコンに内容の一部を反映させる設定を変更することで、不要な表示を防ぐことができますが、画像ファイルなどには内容を反映させたい場合は、サードパーティ製のソフトを使って管理する方法があります。Windowsの設定では、アイコン表示の変更を行う際に全体的な設定が変わるため、特定のファイル形式だけに変更を適用するには追加のツールを使う必要がある場合があります。


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