Microsoft Formsを使用しているとき、フォームの共有設定で「すべてのユーザーが回答可能」というオプションを探している方も多いでしょう。特に、Microsoftアカウントを持たない人にも回答してもらいたい場合、この設定が見当たらないことがあります。この記事では、Microsoftアカウントを持たないユーザーがフォームに回答できるようにする設定方法について詳しく解説します。
1. Microsoft Formsでの標準設定と制限
通常、Microsoft Formsは、フォームの回答者としてMicrosoftアカウントを持っているユーザーを前提に動作します。フォーム作成者は、フォームを共有する際に、どのユーザーにフォームを送信できるかを設定できます。ですが、デフォルトでは、Microsoftアカウントを持たないユーザーが回答できる設定は無効になっています。
それでも、以下の手順を踏むことで、Microsoftアカウントを持たないユーザーにもフォームを公開することができます。
2. フォームの「すべてのユーザーが回答可能」の設定方法
Microsoft FormsでMicrosoftアカウントを持たないユーザーにも回答してもらいたい場合、フォームの設定を変更する必要があります。具体的な手順は以下の通りです。
- Microsoft Formsのホームページにアクセスして、フォームを開きます。
- フォームの右上にある「・・・」をクリックして、メニューから「設定」を選択します。
- 「誰でもフォームに回答できます」のオプションを選択します。
- 「Microsoftアカウントを持たないユーザーにも回答させる」を有効にする
この設定を行うことで、Microsoftアカウントを持たないユーザーでもフォームにアクセスし、回答できるようになります。
3. アクセスのリンクを共有する方法
フォームを作成した後は、リンクを共有することで、誰でもフォームにアクセスできるようになります。フォームのリンクをコピーする方法は以下の通りです。
- フォーム作成画面で「送信」ボタンをクリックします。
- 「リンク」を選択し、表示されたURLをコピーします。
- コピーしたURLをメールやSNS、Webページに貼り付けて、共有します。
この方法を使えば、Microsoftアカウントを持たない人にもフォームを簡単に共有することができます。
4. 注意点とセキュリティ
Microsoftアカウントを持たないユーザーがフォームにアクセスできるようにすると、誰でも回答できるようになるため、セキュリティの観点から注意が必要です。特に機密性の高い情報を収集する場合は、ユーザーの認証を求めるオプションを有効にすることを検討しましょう。
また、フォームのアクセス設定を頻繁に変更する場合は、どの設定が最適かをよく考え、ユーザーの利便性とセキュリティのバランスを取るようにしましょう。
5. まとめ: Microsoftアカウントなしでもフォームに回答できる設定
Microsoft Formsでは、デフォルトでMicrosoftアカウントを持たないユーザーが回答できる設定が無効になっていますが、「誰でもフォームに回答できます」のオプションを選択することで、誰でもフォームにアクセスし、回答できるようになります。
フォームの設定とリンク共有を適切に行うことで、Microsoftアカウントを持たないユーザーにフォームを公開することが可能です。これらの設定を行うことで、より多くのユーザーにフォームを利用してもらうことができるようになります。
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