Microsoft Edge でアカウントにサインインする際、セキュリティを強化するために必ずパスワードを求める設定をする方法をご紹介します。デフォルトでは、サインイン時にパスワードを入力せずに自動的にサインインされることがありますが、この設定を変更することで、サインイン時に必ずパスワードを入力するようにすることが可能です。
1. Microsoft Edge のサインイン設定を確認する
まず、Microsoft Edge の設定を開いて、サインイン時のセキュリティ設定を確認しましょう。以下の手順で設定を確認できます。
- Microsoft Edge を開き、右上の「…」メニューから「設定」を選択します。
- 「プライバシー、検索、サービス」のセクションに進み、「サービスの設定」を選択します。
- 「サインイン」のオプションで、「サインイン時にパスワードを求める」オプションを確認します。
2. 自動サインインの設定を無効にする
Microsoft Edge では、Windows 10 のユーザーアカウント情報を使って自動サインインが有効になっている場合があります。これを無効にすることで、サインイン時にパスワードが必要となります。
自動サインインを無効にするためには、以下の手順を試してみてください。
- 「設定」メニューで「パスワードとサインイン」セクションに進みます。
- 「サインインのオプション」から「パスワードの要求」をオンに切り替えます。
- 必要に応じて、Windowsのサインインオプション(PINコード、顔認証など)を変更して、より厳格なセキュリティを設定します。
3. 追加のセキュリティ設定を利用する
さらに、Microsoft Edge のセキュリティを強化するために、二段階認証やログイン履歴の監視を有効にすることもおすすめです。これにより、アカウントへの不正アクセスを防ぐための追加の保護が提供されます。
設定手順は以下の通りです。
- Microsoft アカウントの設定にアクセスし、「セキュリティ」オプションを選択します。
- 「二段階認証」を有効にし、指示に従って設定します。
- 「通知設定」を有効にして、ログインアクティビティを監視します。
4. ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアする
時折、ブラウザのキャッシュやクッキーが原因でログイン問題が発生することがあります。パスワードを毎回求める設定にしたい場合は、ブラウザのキャッシュやクッキーをクリアしてみましょう。
キャッシュとクッキーをクリアする手順は以下の通りです。
- Edge の設定画面から「プライバシー、検索、サービス」を選択します。
- 「閲覧データをクリアする」セクションを見つけ、「閲覧履歴、キャッシュ、クッキー」の項目を選択して「今すぐクリア」をクリックします。
まとめ
Microsoft Edge でサインイン時に必ずパスワードを入力させるためには、設定で自動サインインを無効にし、必要に応じてセキュリティオプションを調整することが必要です。これにより、より強力なセキュリティが確保されます。また、二段階認証やキャッシュのクリアなどを行うことで、アカウントの安全性をさらに高めることができます。

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