Excelを使って、期限日が迫った場合に特定のセルを自動的に色付けしたい場合、条件付き書式を使用すると便利です。ここでは、C2セルに期限日が入力されており、D2セルを条件に基づいて色付けしたい場合の設定方法を解説します。期限日が1ヶ月以内になったときにD2セルを色付けし、D2セルに何か入力があった場合は色付けを解除する方法を学びましょう。
1. 期限日が近づいた場合にD2セルを色付けする方法
まず、期限日が1ヶ月以内に近づいた場合にD2セルを色付けするには、条件付き書式を使用します。具体的には、次の手順で設定を行います。
- Excelを開き、D2セルを選択します。
- 「ホーム」タブから「条件付き書式」→「新しいルール」を選択します。
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、次の数式を入力します：
- 「書式」をクリックし、セルの色を設定します。
- OKをクリックして設定を完了させます。
=AND(ISBLANK(D2), C2-TODAY()<=30)これで、C2セルの期限日が1ヶ月以内に迫った場合に、D2セルが色付けされるようになります。
2. D2セルに入力がある場合は色付けしない
次に、D2セルに何か入力されている場合は色付けしないようにする設定を加えます。上記の数式を編集し、以下のように変更します。
=AND(ISBLANK(D2), C2-TODAY()<=30)この数式は、C2セルの期限日が1ヶ月以内で、かつD2セルが空である場合にのみ色付けを行います。D2セルに何か入力されている場合は色付けがされません。
3. 複数行に適用する方法
この条件付き書式をD列全体に適用するためには、D2セルを選択した後にドラッグして、D列全体を選択します。次に、「条件付き書式」→「ルールの管理」から、作成したルールを確認し、適用範囲を変更します。
これで、C列とD列が下に伸びた場合でも、同じルールが適用されます。
4. まとめ
Excelで期限日が近づいた場合にD2セルを色付けする方法と、D2セルに何か入力がある場合には色付けしないようにする方法について解説しました。条件付き書式をうまく活用することで、期限管理やタスク管理を効率的に行うことができます。この設定を使って、視覚的にわかりやすく期限が迫ったタスクを管理しましょう。
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