Wordで論文やレポートを作成する際、文献を引用する部分に番号を付ける方法をご紹介します。脚注や文末脚注を活用することで、文書の可読性を高め、引用元を明確に示すことができます。
脚注と文末脚注の違い
脚注はページの下部に、文末脚注は文書の最後に表示されます。どちらも同様の手順で挿入できますが、表示位置が異なります。用途に応じて使い分けましょう。
脚注・文末脚注の挿入方法
1. 引用したい箇所にカーソルを置きます。
2. リボンの「参照」タブをクリックします。
3. 「脚注の挿入」ボタンをクリックします。
これで、指定した位置に番号付きの脚注が挿入され、ページ下部または文末に対応する脚注が自動的に追加されます。
脚注の書式設定
脚注の番号や書式を変更するには、以下の手順で設定できます。
1. リボンの「参照」タブをクリックします。
2. 「脚注と文末脚注」グループの右下にある小さな矢印をクリックします。
3. 「脚注と文末脚注の設定」ダイアログボックスが表示されます。
4. 「番号付け」セクションで、番号の形式や開始番号を設定できます。
5. 「配置」セクションで、脚注の位置を「ページ下部」または「文書の末尾」に選択できます。
6. 設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックします。
目次の自動作成と脚注の連携
目次を自動で作成する際、見出しスタイルを適切に設定しておくと、目次に脚注番号を含めることができます。
1. 各見出しに「見出し1」「見出し2」などのスタイルを適用します。
2. リボンの「参照」タブをクリックします。
3. 「目次」ボタンをクリックし、希望する目次スタイルを選択します。
これで、目次に脚注番号が反映され、文書全体の構成が明確になります。
まとめ
Wordで文献引用に番号を付ける方法として、脚注や文末脚注の挿入と目次の自動作成を活用することで、論文やレポートの可読性と構成が向上します。これらの機能を適切に活用し、効果的な文書作成を行いましょう。


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