デスクトップPCのOSがインストールされたSSDが破損してしまい、OSが起動しない場合、USBメモリを使って再インストールを試みることができます。今回は、USBメモリを使ってWindowsを再インストールする手順を詳しく解説します。
Windowsインストールメディアの作成方法
まず、別のPC(ネットカフェなど)でWindowsのインストールメディアを作成する必要があります。Microsoftの公式サイトからWindowsインストールツールをダウンロードし、USBメモリにインストールメディアを作成します。
1. [Microsoftの公式ダウンロードページ](https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10)にアクセスします。
2. 「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして、Windows 10のインストールメディア作成ツールをダウンロードします。
3. ダウンロードしたツールを実行し、「インストールメディアの作成」を選択します。
4. 使用する言語、エディション、アーキテクチャ(32bit/64bit)を選択し、「USBフラッシュドライブ」を選んで、USBメモリを挿入します。
5. メディア作成が完了すると、インストール用のUSBが作成されます。
破損したSSDへのWindowsのインストール手順
インストールメディアが準備できたら、PCにUSBメモリを挿入し、以下の手順でインストールを行います。
1. PCの電源を入れ、BIOS/UEFI設定画面に入ります(通常は起動時にF2、DEL、ESCなどを押します)。
2. BIOS設定で、USBメモリから起動するようにブート順を変更します。
3. USBメモリから起動すると、Windowsインストール画面が表示されます。
4. 言語と地域を選択し、「インストール」をクリックします。
5. 「インストール先の選択」画面で、破損したSSDを選び、パーティションを削除して新たにインストールします。
6. インストールが始まります。数十分から1時間程度で完了します。
インストール後の設定
インストールが完了したら、PCが再起動し、初期設定画面が表示されます。ユーザー名やパスワードを設定し、必要なドライバをインストールします。インターネット接続が必要な場合は、Wi-Fiまたは有線LANを接続します。
その後、Windows Updateを実行して最新の更新プログラムをインストールし、アプリケーションや設定を整えます。
まとめ
USBメモリを使ったWindowsのインストールは、破損したSSDにOSを再インストールするための有効な方法です。Microsoft公式ツールを使用してインストールメディアを作成し、必要な設定を行えば、簡単にOSを復旧できます。手順に従い、適切にインストールを進めてください。


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