MacのSequoiaにアップグレードした後、Vectorworks2024で作成したファイルをダブルクリックすると、Vectorworks2025が起動してしまい、非常に不便に感じている方へ向けた解決方法を紹介します。
1. Vectorworksのバージョン管理と関連付けの確認
まず、Vectorworks2024とVectorworks2025のファイル関連付けが正しく設定されているかを確認しましょう。Macでは、特定の拡張子に対して開くアプリを指定することができます。間違ったバージョンが設定されている可能性があるので、これを変更することで解決できることがあります。
手順は以下の通りです:
1. Finderで任意のVectorworks2024のファイルを右クリック
2. 「情報を見る」を選択
3. 「このアプリケーションで開く」をVectorworks2024に設定
4. 「すべてを変更」をクリック
2. macOSの再起動とキャッシュのクリア
Macのシステムキャッシュや一時ファイルが原因でアプリケーションの関連付けがうまくいかない場合があります。システムを再起動し、キャッシュをクリアすることで問題が解決することもあります。
再起動後、再度ファイルをダブルクリックしてみて、正しいバージョンのVectorworksが起動するか確認しましょう。
3. Vectorworksの再インストール
もし上述の方法で解決しない場合、Vectorworks2024をアンインストールし、再インストールすることで問題が解決することがあります。特に、新しいOSバージョンへのアップグレード後には、アプリケーションが正常に動作しないことがあります。
再インストールすることで、アプリの設定や関連付けがリセットされ、正しく動作するようになる場合があります。
4. サポートへの問い合わせ
もし上記の方法で解決しない場合、Vectorworksの公式サポートに問い合わせてみるのも一つの方法です。SequoiaやVectorworks2025が原因で特定のバグが発生している場合、サポートが提供する修正方法やパッチがあるかもしれません。
公式サポートへの連絡方法は、Vectorworksの公式サイトから確認できます。
5. まとめ
MacをSequoiaにアップグレード後、Vectorworks2024のファイルが正しく開かない問題は、ファイル関連付けやキャッシュのクリア、再インストールなどで解決できる場合があります。もしこれらの方法で解決できない場合は、公式サポートに問い合わせることをお勧めします。

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