Power Appsでスマホ画像を圧縮し、SharePointに保存してTeamsに投稿する方法

画像処理、制作

Power Appsでスマホで撮影した画像をTeamsに投稿するためには、画像サイズが大きくなることがあります。特にスマホで撮影した画像が4MB程度で、Teamsにアップロードできないという問題が発生することがあります。この問題を解決するためには、画像を圧縮してサイズを小さくする必要があります。この記事では、Power Appsを使って画像を圧縮し、SharePointに保存し、Power Automateを使ってTeamsに投稿する方法を解説します。

画像の圧縮方法

Power Appsでは、撮影した画像をそのまま保存するのではなく、画像を圧縮する処理を行うことができます。これにより、画像サイズを小さくし、Teamsに投稿できるようにします。画像の圧縮は、Power Appsの「ResizeImage()」関数を使って行うことができます。

  • ResizeImage関数: ResizeImage関数を使って、画像の解像度を変更することができます。例えば、ResizeImage(CameraPhoto, 640, 480)のように設定することで、画像のサイズを数百KBに圧縮できます。
  • 圧縮後の画像: 圧縮した画像は、Base64形式でPower Appsに格納し、Power Automateを使ってTeamsに送信することができます。

画像の保存とPower Automateでのフロー設定

画像を圧縮した後は、Power Appsを使ってその画像をSharePointに保存します。次に、Power Automateを使ってその画像をTeamsに送信します。具体的な流れとしては、圧縮した画像をSharePointに保存した後、そのURLを使ってTeamsに投稿します。

  • SharePointに保存: 圧縮した画像をPower AppsからSharePointにアップロードします。
  • Teamsへの投稿: Power Automateを使って、Teamsに画像と一緒にメッセージを投稿することができます。Adaptive Cardを使って、画像やリンクを投稿します。

Teamsに投稿する方法

Power AutomateでTeamsに投稿する際、圧縮した画像をAdaptive Cardの中に埋め込んだり、SharePointの画像のURLを「高解像度画像はこちら」リンクとして表示させることができます。この方法で、Teamsに高解像度の画像へのリンクを投稿できます。

  • 圧縮画像のURL: 画像を圧縮した後、そのURLをTeamsに送信することで、軽量な画像を投稿することができます。
  • SharePointリンク: 「高解像度画像はこちら」というリンクを表示させることで、ユーザーがクリックして元の高解像度画像を確認できるようにします。

まとめ

Power Appsを使って画像を圧縮し、SharePointに保存した後、Power AutomateでTeamsに投稿する方法は非常に効果的です。これにより、大きな画像ファイルも圧縮され、Teamsにスムーズに投稿することができます。解像度を下げても必要な情報を伝えることができ、ユーザーにとって便利な仕組みが作れます。

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