Excelで別シートのデータを連動させる方法(C1セルにA列、D1セルにB列を表示)

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Excelで、別のシートに入力したA列のデータをC1セルに、隣接するB列のデータをD1セルに連動させて表示させる方法について解説します。特に、C1セルにリストとしてデータ入力規則を設定し、選択したデータに基づいてD1セルに関連するデータを表示させる方法を知りたい方におすすめの記事です。

Excelでのデータ入力規則の設定

まず、C1セルにはデータ入力規則を使って、別のシートのA列のデータをリストとして表示させます。この設定により、ユーザーがC1セルでリストから選択できるようになります。この手順は非常に簡単で、まずC1セルを選択し、[データ]タブの[データの入力規則]をクリックします。

次に、「設定」タブで「リスト」を選び、リストの元となる範囲(例えば、別シートのA列)を指定します。これでC1セルにはA列のデータがリストとして表示されるようになります。

隣接するB列のデータをD1セルに表示する方法

C1セルに入力されたデータに基づいて、D1セルにその隣接するB列のデータを表示させるには、`VLOOKUP`(垂直検索)関数を使用します。以下の数式をD1セルに入力してください。

=VLOOKUP(C1,Sheet2!A:B,2,FALSE)

この数式では、C1セルの値をSheet2のA列で検索し、見つかった値に対応するB列の値をD1セルに表示します。`VLOOKUP`関数のパラメータは次の通りです。

  • C1:検索する値(C1セルのデータ)
  • Sheet2!A:B:検索範囲(Sheet2のA列とB列)
  • 2:B列(2番目の列)の値を返す
  • FALSE:完全一致で検索

実例を使った数式の解説

例えば、Sheet2のA列に「リンゴ」、「バナナ」、「オレンジ」と入力され、B列にそれぞれの価格が入力されているとします。C1セルで「リンゴ」を選択した場合、D1セルにはリンゴの価格が表示されます。これにより、ユーザーがC1セルで選択したデータに基づいて、D1セルに対応するB列のデータが表示されるようになります。

数式の応用例とカスタマイズ

この方法は、他のデータのセットにも適用できます。例えば、別のシートにある製品名とその価格、社員名とその給与など、異なる種類のデータでも同じ方法で連動させることができます。

また、`VLOOKUP`関数は列数が増えると、複雑なデータの取り扱いにも対応できるようになります。必要に応じて範囲を変更したり、異なる検索関数(`INDEX`や`MATCH`)を使用することで、より柔軟なデータ連動を実現することができます。

まとめ

Excelで別シートのデータを連動させる方法は、データ入力規則を設定し、`VLOOKUP`関数を使用することで簡単に実現できます。C1セルに選択したデータに応じて、D1セルに関連するデータを表示させるこの方法は、データ管理や分析に非常に便利です。ぜひ試して、Excelでの作業効率を向上させてください。

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