chromedriverをインストールしようとしたときに、ブラウザのバージョンに一致するものが見つからない、または404エラーが発生することがあります。この記事では、chromedriverをインストールする際のエラーとその対処法について詳しく解説します。
chromedriverとは？
chromedriverは、Google Chromeブラウザを自動化するためのツールで、Seleniumなどの自動化フレームワークとともに使用されます。Webアプリケーションのテストを行う際や、ウェブスクレイピングを行う際に必要不可欠なツールです。
そのため、chromedriverをインストールする際には、使用するブラウザのバージョンに一致するドライバを選ぶ必要があります。しかし、バージョンに合ったchromedriverを正しくインストールできないことがあります。
404エラーが発生する原因
chromedriverのインストール中に「404 Not Found」というエラーが表示される場合、指定されたURLのドライバが存在しないことが原因です。以下の原因が考えられます。
- URLに入力ミスがある
- ブラウザのバージョンと一致するchromedriverが公式ストレージにアップロードされていない
- 指定されたバージョンが古いため、サポートが終了している
正しいchromedriverのインストール手順
以下は、chromedriverを正しくインストールするための手順です。エラーを回避するために、必ず確認することが重要です。
1. ブラウザのバージョンを確認
まず、使用しているGoogle Chromeのバージョンを確認します。ブラウザを開き、右上のメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択して、バージョン番号を確認してください。
2. 正しいchromedriverのバージョンを選ぶ
公式のchromedriverダウンロードページ（https://chromedriver.chromium.org/downloads）にアクセスし、Chromeのバージョンに対応するchromedriverを選んでください。
もし、ブラウザのバージョンに一致するchromedriverが見つからない場合は、ブラウザをアップデートして、再度ダウンロードを試みてください。
wgetでchromedriverをダウンロードする方法
chromedriverをダウンロードするためのコマンドが正しいか確認しましょう。以下のコマンドを使用して、wgetでchromedriverをダウンロードできます。
!wget https://chromedriver.storage.googleapis.com/{バージョン}/chromedriver_linux64.zip※ {バージョン} の部分は、インストールするブラウザのバージョンに一致する番号に置き換えてください。
エラー回避のための注意点
chromedriverのバージョンが正しいか確認する方法や、404エラーが出た際の回避策を知っておくことは重要です。エラーを避けるために、以下の点に注意してください。
- URLをコピー＆ペーストする際にミスがないか確認
- ブラウザとchromedriverのバージョンを一致させる
- 公式ページに最新バージョンがアップロードされるまで待機する場合もある
まとめ
chromedriverをインストールする際に「404 Not Found」というエラーが出る場合、まずは使用するブラウザのバージョンを確認し、それに一致するchromedriverをダウンロードすることが大切です。公式のダウンロードページから正しいバージョンを選ぶことで、問題なくインストールできます。
これで、chromedriverを正常にインストールできるようになるはずです。もしエラーが引き続き発生する場合は、ブラウザやchromedriverのバージョンを再確認し、正しいURLを指定して再度試してみましょう。
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