iJCADを使いこなすためには、Autocadのような効率的なオフセット操作方法を理解することが重要です。特に、オフセット距離を毎回入力せずに連続的に設定できる方法を知っておくと、作業のスピードが大きく向上します。この記事では、その設定方法について詳しく解説します。
iJCADでのオフセットコマンドの挙動
iJCADでは、オフセットコマンドを実行する際に、まず移動させたい距離を入力し、その後に対象のオブジェクトを選択します。しかし、Autocadのように、同じコマンドで複数回異なるオフセット距離を入力して連続的にオフセットする方法は、デフォルトでは実現できません。
連続オフセットの設定方法
iJCADで連続的にオフセット距離を変更してオフセットを繰り返すには、コマンド終了せずに同じ操作を繰り返す方法があります。これを実現するには、以下の手順を試してみてください。
- 「オフセット」コマンドを入力し、オフセットしたい距離を最初に入力します。
- オブジェクトを選択した後、再度「オフセット」コマンドを入力する代わりに、キーボードの「Enter」キーを押します。
- その後、異なる距離を入力し、再度オフセットを繰り返します。
この方法により、コマンドを終了することなく、異なる距離でオフセットを続けることができます。
効率的な作業のためのヒント
オフセットコマンドを使いこなすためには、作業を効率化するためのコツを知っておくと便利です。例えば、よく使用するオフセット距離をショートカットキーとして設定することで、よりスムーズに作業を進めることができます。
また、オフセット操作を反復的に行う際には、「Enter」キーや「Esc」キーで操作を終了するタイミングに注意し、コマンドの状態を確認しながら進めることをお勧めします。
まとめ
iJCADのオフセット機能をより効率的に使うためには、コマンド終了せずに異なる距離で連続的にオフセットを実行する方法を覚えておくと便利です。また、作業効率を高めるためにショートカットキーを活用するなど、カスタマイズも積極的に行ってみましょう。これで、Autocad風の使いやすいオフセット操作が実現できるはずです。


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