EXCELで作業時間を合計した結果、例えば「360時間」と表示されることがあります。この合計時間を「360」に変換する方法について解説します。時間の表示方法や時間計算に関する理解が深まると、より効率的にEXCELを活用できます。
時間の合計を「360時間」から「360」に変換する方法
EXCELで時間を合計した場合、その結果は「360:00」などの形式で表示されることがあります。しかし、これは実際の数値として扱うのではなく、時間としての形式であるため、「360時間」という形にしたい場合は数式を使う必要があります。
時間の合計を数値に変換する
EXCELで時間を数値に変換するには、まず「360:00」のような時間形式を数値に変換する数式を使用します。例えば、時間を合計したセルが「A1」にある場合、次の数式を使用できます。
=A1*24
この数式は、時間を日数換算した後、24時間で掛け算をして、合計時間を数値として得る方法です。これにより、「360:00」のような時間を「360」の数値に変換できます。
実際の使用例
例えば、次のような時間を合計した場合。
- セルA1: 10:00-18:00 → 8時間
- セルA2: 09:00-18:00 → 9時間
- ・・・
これらを合計し、上記の数式を適用すると、合計時間が数値「360」に変換されます。この方法を使用すれば、EXCELで時間合計の結果を数値に変換することができます。
時間の合計と数値の違い
時間と数値には違いがあります。時間は24時間を1日として表示されますが、数値はそのままの値で扱われます。例えば、時間表示が「360:00」だった場合、これは360時間という意味ですが、数値に変換すると単純に「360」になります。時間の合計を数値として利用する場合は、この変換を行う必要があります。
まとめ
EXCELで時間を合計した際に「360時間」のような形式を「360」の数値に変換するためには、数式を使って時間を数値に変換することが重要です。数式「=A1*24」を使用することで、時間を簡単に数値として扱えるようになり、作業効率が向上します。

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