VLCプレーヤーでプレゼンテーションを行いながら、コントローラを表示したい場合、しかしプロジェクター側にはコントローラを表示させたくない、というニーズに応える方法について説明します。Windows 11を使用している場合でも、この設定は可能です。具体的な手順を見ていきましょう。
VLCプレーヤーの全画面表示とコントローラの分離について
VLCプレーヤーでは、外部ディスプレイ(この場合はプロジェクター)に映像のみを全画面で表示し、ノートパソコン側でコントローラや再生リストを操作することができます。この機能は、2画面設定を活用することで実現できます。
2画面設定を使った方法
まず、ノートパソコンとプロジェクターを接続し、ディスプレイ設定を2画面モードにします。これにより、プロジェクターが第2のディスプレイとして認識され、PCの画面とは独立して操作できるようになります。
次に、VLCプレーヤーを開き、再生するコンテンツを選択します。再生を開始したら、VLCプレーヤーのメニューから「動画」>「拡張表示」>「全画面モード」を選択します。これで、映像がプロジェクターに全画面表示されるようになります。
コントローラの表示を分離する設定
コントローラを表示するには、VLCの設定で「コントロール」を有効にし、操作をノートパソコン側で行います。この設定により、プロジェクターに映像のみが表示され、コントローラはノートパソコンの画面に表示されます。
また、VLCプレーヤーには「オーバーレイ」オプションがあり、これを無効にすることで、再生中のメニューやコントローラの表示を非表示にすることもできます。
注意点と補足
VLCプレーヤーを使用してこの方法を実践する際、プロジェクターに映像だけを表示し、コントローラはノートパソコンの画面にのみ表示するという設定は、操作が簡単で便利です。ただし、プロジェクターやPC側の設定に依存する部分もありますので、設定後にテストして確認することをお勧めします。
まとめ
VLCプレーヤーを使用して、プロジェクターに映像だけを全画面で表示し、ノートパソコン側でコントローラや再生リストを操作する方法は、2画面設定とVLCプレーヤーの設定をうまく組み合わせることで実現できます。プレゼンテーション中に映像のみに集中したい場合でも、コントローラをノートパソコン側に表示することで、スムーズな操作が可能になります。


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