Raspberry Pi 5でサイネージとして利用する際、動画のループ再生中にマウスカーソルが表示される問題に直面することがあります。この問題は、特にWayland環境で発生することがあり、カーソルを完全に非表示にする方法について解説します。この記事では、マウスカーソルを消す方法や、カーソルを画面の隅に移動させる方法を紹介し、可能な限りWayland環境での解決策を提供します。
マウスカーソルを非表示にする方法
Raspberry Pi 5のWayland環境では、通常のX11環境とは異なり、マウスカーソルの管理方法が異なります。Wayland環境でもカーソルを非表示にすることは可能ですが、設定を変更する必要があります。以下の方法を試してみましょう。
- unclutterというツールをインストールして使用する方法があります。これは、一定時間マウスが動かないとカーソルを自動的に非表示にしてくれます。
- カーソル位置を画面端に移動する方法:カーソルが見えないように、起動時に自動でカーソルを画面の端に移動させるスクリプトを設定する方法もあります。
unclutterのインストール方法
unclutterをインストールして、マウスカーソルを一定時間後に非表示にする手順を説明します。unclutterは、カーソルを見えなくする簡単な方法であり、サイネージの用途に非常に便利です。
まず、以下のコマンドでunclutterをインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get install unclutter
インストール後、以下のコマンドでunclutterを自動起動する設定を行います。
unclutter -idle 0.5 -root
このコマンドで、マウスカーソルが0.5秒間動かないと非表示になります。
カーソルを画面端に移動させる方法
マウスカーソルを完全に非表示にする代わりに、カーソルを画面端に移動させて見えなくする方法もあります。以下の方法で、起動時にカーソルを画面端に移動させることができます。
- スクリプトを作成して、起動時にカーソルを画面の隅に移動させる設定を行います。
- 例えば、
xsetroot -cursor_name left_ptrを使用してカーソルを画面左端に移動させることができます。
X11環境に戻す方法とその影響
質問者が述べているように、Wayland環境でカーソルの問題が解決できない場合、X11環境に戻す選択肢もあります。X11環境に戻すことで、カーソルの問題を簡単に解決できることが多いですが、動画再生の安定性に影響が出ることがあります。
もし動画再生の不具合が問題であれば、Wayland環境を使用し続けながらカーソルを非表示にする方法を試すほうがベターです。
まとめ:Wayland環境でのカーソル非表示設定
Raspberry Pi 5をサイネージとして使用する際に、Wayland環境でマウスカーソルを非表示にするには、unclutterを使用するか、カーソルを画面端に移動させる方法があります。これらの方法を使うことで、カーソルを見えなくすることができます。
また、X11環境に戻す選択肢もありますが、動画再生の安定性に注意しながら、最適な方法を選択することが重要です。Wayland環境でのカーソル設定を変更することで、よりスムーズなサイネージ体験が可能になります。


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