Ubuntu ARM64環境でOBS Studioにブラウザソースを追加する方法

Linux系

UbuntuのARM64環境でOBS Studioにブラウザソースを追加する方法について説明します。OBS Studioは多くのライブ配信者や録画ユーザーに使用されていますが、ブラウザソースの設定が必要な場合、特にARM64アーキテクチャを使っている場合には、いくつかの特別な設定が求められます。この記事では、Ubuntu ARM64環境でもスムーズにブラウザソースを使用できるようにする方法をご紹介します。

1. OBS Studioのインストール

まず最初に、UbuntuのARM64環境にOBS Studioをインストールする必要があります。Ubuntuの公式リポジトリを使って簡単にインストールできます。

コマンド。

sudo apt update

次に、OBS Studioをインストールします。

sudo apt install obs-studio

これで、基本的なOBS Studioのインストールが完了します。

2. 必要なパッケージのインストール

ブラウザソースを使用するためには、ブラウザのレンダリングエンジンをサポートするパッケージをインストールする必要があります。UbuntuのARM64環境でブラウザソースを動作させるためには、特定の依存関係が必要です。

コマンド。

sudo apt install libobs0 libxcb-xinerama0 libxcomposite1 libxrandr2 libvpx6 libopus0

これにより、OBS Studioがブラウザソースを正しく扱えるようになります。

3. ブラウザソースの設定方法

OBS Studioがインストールされたら、次は実際にブラウザソースを設定します。ブラウザソースを追加することで、Webページや動画、HTMLコンテンツなどを配信画面に組み込むことができます。

手順。

  • OBS Studioを起動します。
  • 左下の「ソース」ウィンドウで「+」ボタンをクリックします。
  • 「ブラウザ」を選択し、「OK」をクリックします。
  • 新しいウィンドウが表示されるので、URLを入力し、必要に応じて表示サイズやリフレッシュレートを設定します。
  • 設定が完了したら「OK」をクリックして、ブラウザソースを追加します。

これで、ブラウザソースがOBS Studioに追加され、動画やWebコンテンツをライブ配信で使用することができます。

4. トラブルシューティング

もしブラウザソースが正しく表示されない場合、以下の点を確認してください。

  • 依存パッケージがすべてインストールされているか確認する。
  • OBS Studioの最新バージョンを使用しているか確認する。
  • インターネット接続が安定しているか確認する。
  • 設定したURLが正しいか再度チェックする。

これらの確認を行うことで、ブラウザソースが正しく動作し、ライブ配信や録画に使用できるようになるはずです。

まとめ

Ubuntu ARM64環境でOBS Studioにブラウザソースを追加する方法は、必要なパッケージをインストールし、OBS Studioで設定を行うだけで簡単に実現できます。これで、Webコンテンツや動画を配信に組み込んで、よりダイナミックな配信が可能になります。もしトラブルが発生した場合は、依存パッケージのインストールや設定の確認を行い、再度挑戦してみてください。

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