Eドライブのアクセス権限が変更され、アクセスできなくなった場合の対処法

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Eドライブのアクセス権限を誤って変更し、アクセスできなくなった場合、どのように対処すればよいかについて解説します。特に、プロパティのセキュリティから「Users」にフル拒否を設定してしまった場合に直面する問題とその解決方法について詳しく説明します。

アクセス権限の問題とは

Windowsの「アクセス権限」は、ユーザーやグループが特定のファイルやフォルダに対してどのような操作を行えるかを制御する重要な設定です。誤って権限を変更すると、ファイルやフォルダにアクセスできなくなり、場合によってはシステムに影響を及ぼすこともあります。

フル拒否によってアクセスできない場合の原因

「Users」をフル拒否に設定すると、そのアカウントは対象のフォルダやドライブにアクセスできなくなります。アクセス権限の変更は、意図せずシステムや他のユーザーの操作に影響を与えることがあります。これにより、データにアクセスできないという問題が発生します。

アクセス権限を修正する方法

アクセス権限を修正するには、以下の手順を実行します。

  • 1. 管理者権限でログイン: 管理者権限を持っているアカウントでログインします。
  • 2. セキュリティ設定を開く: 該当のEドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択。「セキュリティ」タブをクリックします。
  • 3. 詳細設定に移動: 「詳細設定」をクリックし、「所有者」を確認します。
  • 4. 所有者の変更: 「所有者」を管理者アカウントに変更します。これにより、アクセス権限を変更できるようになります。
  • 5. アクセス許可の変更: 「アクセス許可の編集」をクリックし、ユーザーに対する権限を再設定します。

アクセスできない場合の対処法

もし上述の手順を実行してもアクセスできない場合、以下の追加方法を試してください。

  • 1. セーフモードでのアクセス: セーフモードでPCを起動し、再度権限の設定を試みます。
  • 2. コマンドプロンプトの使用: コマンドプロンプトを利用して、`takeown`コマンドや`icacls`コマンドを使用し、所有権を取り戻すことができます。
  • 3. システムの復元: それでも解決しない場合、システムの復元を試みることが一つの方法です。

まとめ

Eドライブにアクセスできなくなる問題は、アクセス権限の変更により発生します。誤って「Users」にフル拒否を設定した場合、管理者権限を使ってアクセス権限を修正することで解決できます。問題が解決しない場合、セーフモードやコマンドプロンプトを使用したり、システムの復元を試みたりする方法もあります。

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