CLIP STUDIO EXで作成した作品を、PROプランにダウングレードした後に開けなくなるという問題に直面している方も多いのではないでしょうか。特に、EXプランにはPROにはない機能が多いため、必要ない機能だけのためにEXを使い続けるのは無駄だと感じることもあります。この記事では、EXからPROへのプラン変更後に作品を開くための方法と対処法を解説します。
EXプランからPROプランに変更した際の注意点
CLIP STUDIO EXで作成したデータは、PROプランでは開けない場合があります。これは、EXプランには高度な機能が含まれており、PROプランではその機能がサポートされていないためです。特に、レイヤー数やブラシ、エフェクトなど、EXプラン専用の機能が使用されているファイルは、PROプランでは開けないことがあります。
そのため、EXからPROにプランを変更する際には、事前に保存方法やファイル形式を確認しておくことが重要です。
EXで作成した作品をPROでも開く方法
EXプランで作成した作品をPROプランでも開けるようにするためには、いくつかの方法があります。
1. 保存形式を変更する
EXプランで作成した作品がPROプランで開けない場合、まず試すべき方法は保存形式の変更です。例えば、CLIPファイルではなく、PSD形式やPNG形式などの他のフォーマットで保存することで、PROプランでも開けるようになることがあります。
保存時に「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、保存形式を選択する際に、PSDやPNG、JPEGなどの形式を選ぶと、別のプランでも開けるようになる可能性があります。
2. 互換性のあるファイル設定を選ぶ
CLIP STUDIOでは、互換性を保つための設定をすることもできます。EXプランで作成したファイルを、後でPROプランで開けるようにするためには、「互換性モード」などのオプションを使用して保存することをお勧めします。
これにより、PROプランでも一部のEX機能を省略して保存されるため、ファイルが開けるようになります。特に、レイヤー数や特殊なブラシなどの機能を省くことができます。
PROプランにダウングレード後の対処法
もしEXプランからPROプランにダウングレードした後、すでに作成した作品が開けない場合は、次の手順を試してみてください。
1. 再度EXプランを利用してファイルを保存
一時的にEXプランに戻すことで、PROプランでは開けないファイルを再度保存しなおすことができます。EXプランに戻ったら、ファイルを開き、必要な設定(保存形式の変更や互換性モードの設定)をして、再保存してください。
その後、PROプランに戻してファイルを開けば、問題なく開けるようになります。
2. サポートに問い合わせる
もし上記の方法で解決できない場合、CLIP STUDIOのサポートに問い合わせることをお勧めします。サポートでは、EXプランとPROプランの互換性に関する詳細なアドバイスを提供してくれる場合があります。
まとめ
CLIP STUDIO EXからPROプランにダウングレード後にEXで作成した作品を開けるためには、保存形式の変更や互換性設定の確認が重要です。また、どうしても解決できない場合は、再度EXプランを利用するか、サポートに問い合わせる方法もあります。
PLIP STUDIOを効率的に使用するために、プラン変更時には事前に保存方法を確認し、スムーズに作業を進められるようにしておくと良いでしょう。
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