MacBookで新しいiPhoneのバックアップを試みたが、「消去中」と表示されたまま進まない場合、いくつかの原因と解決方法があります。特に250GBの容量のiPhoneでは、バックアップに時間がかかることもありますが、それ以外にもシステムや設定の問題が関わっていることもあります。この記事では、バックアップが進まない問題に対処するための手順を紹介します。
1. iPhoneとMacBookの接続を確認する
まずは、iPhoneとMacBookが正しく接続されているか確認します。ケーブルが緩んでいたり、接触不良を起こしている場合、バックアップが進まないことがあります。
ケーブルを再接続してみて、それでも解決しない場合は、別のケーブルを試すことをお勧めします。充電専用のケーブルではなく、データ転送が可能なケーブルを使用してください。
2. iTunesまたはFinderを再起動する
MacBookでiPhoneのバックアップを行う際、iTunes(またはmacOS Catalina以降ではFinder)が必要です。これらのアプリケーションに問題が発生すると、バックアップが正常に完了しないことがあります。
iTunesまたはFinderを一度終了し、再度開いてバックアップを試みてください。また、MacBook自体を再起動することも効果的です。
3. バックアップ容量を調整する
iPhoneのバックアップ容量が大きすぎて進まない場合、バックアップ対象を減らすことで解決できることがあります。例えば、不要なアプリやデータをiPhoneから削除することで、バックアップサイズを縮小できます。
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から、不要なアプリやデータを確認し、削除してから再度バックアップを試みましょう。
4. MacBookのストレージを確認する
バックアップを取るためには、MacBook側にも十分な空き容量が必要です。特に大容量のバックアップを行う場合、十分な空き容量がないとバックアップが完了しません。
「アップルメニュー」→「このMacについて」→「ストレージ」から、MacBookの空き容量を確認し、必要に応じて不要なファイルを削除して空き容量を確保しましょう。
5. macOSのアップデートを確認する
macOSが最新の状態でないと、バックアップ時に不具合が発生することがあります。最新のmacOSにアップデートすることで、バグ修正が行われ、バックアップがスムーズに進む場合があります。
「システム環境設定」→「ソフトウェアアップデート」から、macOSが最新であるかを確認し、必要に応じてアップデートを実行してください。
まとめ
iPhoneのバックアップが進まない問題には、接続の問題やストレージ容量、ソフトウェアの不具合などが影響している場合があります。まずは、iPhoneとMacBookの接続を確認し、必要に応じてiTunesまたはFinderを再起動します。また、バックアップ対象やストレージ容量の調整も重要なポイントです。これらの手順を実行することで、多くのバックアップに関する問題は解決できます。


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