Mayaでイメージシーケンスを連番ファイルで流す方法

画像処理、制作

Mayaで連番ファイルをイメージシーケンスとして流す際、画像を選択しても一枚しか選択されない場合、いくつかの原因が考えられます。この記事では、Mayaでイメージシーケンスを正しく読み込むための設定方法と、一般的な問題点を解決する手順を解説します。

イメージシーケンスの基本的な設定方法

Mayaでイメージシーケンスを使用するには、ファイル名に番号を付けた連番画像を読み込む必要があります。例えば、画像のファイル名が「image.001.png」「image.002.png」…のようになっていることが前提です。

手順は以下の通りです。

  • Mayaを開き、FileメニューからImportを選択します。
  • イメージシーケンスを選択する際、ファイルダイアログで画像の最初のファイルを選びます(例:image.001.png)。
  • 「ファイルの種類」をImages Sequenceに設定します。
  • 「開く」を選択すると、連番画像がイメージシーケンスとして読み込まれます。

イメージシーケンスが一枚だけ選ばれる原因と対策

画像を選択しても一枚しか選択されない場合、いくつかの問題が考えられます。

  • **ファイル名が正しく連番になっていない**: 画像ファイル名が正しい連番形式(例:image.001.png, image.002.png)になっていないと、Mayaはそれをイメージシーケンスとして認識しません。ファイル名が一貫して連番であるか確認してください。
  • **ファイル形式が一致しない**: すべてのファイルが同じ形式(例:すべてpng、またはすべてjpeg)で保存されていることを確認してください。形式が混在していると、Mayaはイメージシーケンスとして認識できません。
  • **インポート設定の誤り**: インポート時に「Images Sequence」のオプションを選択せず、通常の画像ファイルとしてインポートしている場合、一度に一枚しか読み込まれません。

イメージシーケンスをタイムラインで再生する方法

イメージシーケンスをタイムライン上で再生するには、以下の手順を実行します。

  • イメージシーケンスをインポートした後、Attribute Editorで「file」ノードを選択します。
  • 「Frame Extension」オプションを「Repeat」または「Ping Pong」に設定します。
  • これにより、タイムライン上でイメージシーケンスが連続して再生されるようになります。

まとめと注意点

Mayaでイメージシーケンスを正しく再生するためには、連番ファイル名を適切に設定し、インポート時に「Images Sequence」を選択することが重要です。また、ファイル形式や保存先フォルダにも注意を払い、問題が発生した場合は、設定やファイル名の確認を行いましょう。これらのステップを実行することで、スムーズにイメージシーケンスをMayaで使用できるようになります。

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