MacでDiscordを使用している際に、画面共有をしてもDiscordのウィンドウしか映らず、Safariやメモ帳などの他のアプリの画面が共有できないという問題に直面することがあります。この問題にはいくつかの原因が考えられますが、解決方法もいくつかあります。この記事では、その問題を解決するための具体的な手順を解説します。
Discordの画面共有の基本的な使い方
まず、Discordで画面共有を行うためには、適切な設定と操作が必要です。画面共有は、Discordの「画面を共有」ボタンを使用して行いますが、アプリごとの設定や権限が原因で、他のアプリケーションが共有できない場合があります。
通常、Discordではアプリケーションウィンドウやデスクトップ全体を共有することができます。しかし、Macでは一部のアプリケーションが画面共有に対応していないことがあるため、これらのアプリケーションが共有できない場合もあります。
Macのシステム設定を確認する
Macでアプリケーションの画面を共有するためには、Discordに必要なシステム権限を付与する必要があります。以下の手順を実行して、必要な権限を確認しましょう。
- 1. システム環境設定を開く: Macのメニューバーから「Appleメニュー」>「システム環境設定」を選択します。
- 2. セキュリティとプライバシーを選択: 「セキュリティとプライバシー」セクションを選びます。
- 3. プライバシータブ: 「プライバシー」タブをクリックし、「画面録画」を選択します。
- 4. Discordの許可: Discordがリストに表示されている場合、そのチェックボックスをオンにします。表示されていない場合、Discordを再起動することで表示されることがあります。
これにより、Discordに画面録画の権限が与えられ、Safariやメモ帳などのアプリケーションが正しく共有されるようになります。
Discordのアプリケーション設定を確認する
次に、Discordアプリケーション自体の設定も確認しましょう。Discordでは、アプリケーションウィンドウやデスクトップの画面を選択して共有するオプションがあります。アプリごとの設定に問題がないか確認してください。
特に注意するべき点は、アプリケーションウィンドウの選択肢が正しく表示されているか、または「デスクトップ」全体を共有するオプションが有効になっているかです。
MacのOSバージョンとDiscordのアップデート
MacのOSバージョンやDiscordのアプリが古い場合、画面共有に関する問題が発生することがあります。最新のアップデートがあるか確認し、インストールしておきましょう。
- 1. macOSのアップデート: 「Appleメニュー」>「システム環境設定」>「ソフトウェア・アップデート」を選択し、最新のmacOSアップデートをインストールします。
- 2. Discordのアップデート: Discordアプリケーションを開き、設定メニューから「アップデートを確認」を選択して、最新のバージョンにアップデートします。
これにより、画面共有機能が改善され、アプリケーションの共有が正常に行えるようになる可能性があります。
まとめ
MacでDiscordを使っている際に、画面共有がうまくいかない場合は、システム設定やDiscordの権限設定を確認することが重要です。また、アプリケーションのアップデートも確認し、最新の状態に保つことが問題解決につながります。これらの手順を試すことで、Safariやメモ帳などのアプリケーションも正常に共有できるようになるでしょう。
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