Excelで計算結果を切り捨てる方法【四捨五入の解決策】

Excel

Excelでセル同士を掛け算して計算する際、結果が小数点以下で四捨五入されてしまう問題を解決する方法を解説します。特に、切り捨て処理を行いたい場合の具体的な方法を紹介します。

Excelの計算結果が勝手に四捨五入される原因

Excelでは計算結果がデフォルトで四捨五入される場合がありますが、この動作を変更するためには設定を調整する必要があります。特に、セルの表示形式が原因となることが多いです。

計算結果を切り捨てる方法

Excelで計算結果を切り捨てるには、`ROUNDDOWN`関数を使用します。この関数を使うことで、小数点以下を指定した桁数まで切り捨てることができます。

例えば、セルA1とB1を掛け算し、その結果を小数点以下2桁で切り捨てたい場合、以下の数式を使用します。

=ROUNDDOWN(A1*B1, 2)

Excelの表示形式を変更する方法

また、表示形式を変更して小数点以下を切り捨てる方法もあります。次の手順で行うことができます。

  1. セルを選択し、右クリックして「セルの書式設定」を選択。
  2. 「表示形式」タブを選択し、「数値」を選んで、小数点以下の桁数を0に設定。
  3. これで、セル内の表示が小数点以下切り捨てられた形になりますが、計算結果そのものは切り捨てられません。

その他の方法:切り捨て関数「INT」や「TRUNC」

切り捨てをさらに制御するために、`INT`や`TRUNC`関数を使う方法もあります。`INT`は整数部分だけを残し、小数部分を完全に切り捨てます。`TRUNC`関数は、小数点以下を指定した桁数まで切り捨てます。

例えば、以下のように`TRUNC`関数を使用して、A1とB1の掛け算結果を小数点以下2桁で切り捨てることができます。

=TRUNC(A1*B1, 2)

まとめ

Excelで計算結果を切り捨てる方法として、`ROUNDDOWN`関数や`INT`、`TRUNC`関数を利用することができます。また、セルの表示形式を変更することでも切り捨てを行うことが可能です。必要に応じて、これらの方法を使い分けて、計算結果を調整してください。

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