Excelでカレンダーを作成する際に、3週間おきに回ってくる当番を色付けする方法を解説します。質問にある関数「=AND(WEEKDAY(E4,1)<=6,MOD(E4-DATE(2025,1,13),21)<5)」の各部分について詳しく説明し、その動作を理解できるようにします。
1. 使用されているExcel関数の説明
この関数は、特定のセルに色を付ける条件を設定するために使われます。具体的には、「E4」に入力された日付を基に、3週間ごとに回る当番のセルに色を付けるという目的です。以下の部分で関数の構成要素を分解して解説します。
2. AND関数
「AND」関数は、複数の条件を同時に満たす場合に「TRUE」を返す論理関数です。これにより、日付が当番の対象である週に一致する場合にのみ色が付けられます。AND関数の内部で2つの条件が組み合わさっており、それらが両方とも満たされた時にTRUEを返します。
3. WEEKDAY関数
「WEEKDAY(E4,1)」は、指定した日付(E4セルの日付)から曜日を取得する関数です。引数「1」によって、日曜日を1として曜日番号(1~7)が返されます。この関数は、3週間おきに回る当番の日に対して、「<=6」すなわち土曜日までの日を対象にしていることを示しています。
4. MOD関数とDATE関数
「MOD(E4-DATE(2025,1,13),21)」部分では、MOD関数が使われています。ここで「E4」は日付、そして「DATE(2025,1,13)」は基準日を設定しています。この差分を21日(3週間)で割った余りを計算し、その余りが「<5」の条件に一致した場合に当番となります。このように、3週間の周期で当番の日を決める仕組みです。
5. 日付のセルを変更する方法
質問にあったように、他のカレンダーでも同じようにセルに色を付けるためには、E4をC2などの対応するセルに変更する必要があります。ただし、この変更後に日付に色が付いてしまった場合、そのセルの日付が正しく設定されているかを確認しましょう。また、E4を変更することで、関数の動作が異なる場合もあるため、参照するセルや範囲の確認が重要です。
6. まとめ
この関数は、3週間おきに回ってくる当番の日を自動的に判別し、その週に色を付ける機能を実現しています。AND関数、WEEKDAY関数、MOD関数を組み合わせることで、特定の日付に条件を設定し、自動で色付けを行うことができます。セルを変更した場合には、関数が正しく動作するようにセルの設定を確認し、必要な調整を行うことが重要です。

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