PowerPointで作成したスライドにハイパーリンクを設定し、そのスライドをPDFとして書き出した場合、ハイパーリンクが機能しないことがあります。この記事では、PDF化した際にハイパーリンクが適用されるようにする方法を解説します。
1. PowerPointでのハイパーリンク設定方法
まず、PowerPointのスライド内にハイパーリンクを設定する基本的な方法を確認しましょう。リンクを設定するには、テキストや図形を選択し、右クリックから「ハイパーリンク」を選び、リンク先のURLを指定します。この作業はPDF化後でも機能するように設定されます。
2. PowerPointをPDFに保存する際の設定
PowerPointをPDF形式で保存する際、ハイパーリンクを含める設定が必要です。PDF化時にハイパーリンクを有効にするために、PowerPointの保存オプションを確認します。PDFとして保存する際に「PDFのオプション」で「ハイパーリンクを有効にする」にチェックを入れておくことが重要です。この設定により、PDF内でリンクが正しく機能します。
3. PowerPoint 2016以降の設定手順
PowerPoint 2016以降では、PDFとして保存する際に自動的にハイパーリンクが含まれますが、もしハイパーリンクが機能しない場合、次の手順で設定を確認しましょう。まず「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択し、「PDF/XPSの作成」を選びます。その後、PDF形式で保存する際に「オプション」をクリックし、「ハイパーリンクを有効にする」オプションが選ばれていることを確認してください。
4. ハイパーリンクが適用されない場合の対処法
もし、上記の設定をしてもPDFにハイパーリンクが適用されない場合、使用しているPowerPointのバージョンやPDF変換ツールの問題が考えられます。その場合、最新のアップデートをインストールしたり、別のPDF変換ツールを試したりすることで解決することがあります。また、他のPDF作成方法を試すことも有効です。
5. まとめ
PowerPointでハイパーリンク付きのスライドをPDFに書き出す際、正しい保存設定を行うことでリンクが適用されます。設定を確認しても問題が解決しない場合は、PDF作成ツールやPowerPointのバージョンを確認し、更新を行ってください。

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