Excelで時間を計算し、深夜0:00を超えた場合に自動で日付を加算する方法について、以下で解説します。例えば、日付を入力したセルに時間を合計し、その合計時間が24時間を超えた場合に次の日の日付を表示する方法を説明します。
問題の概要
質問者のケースでは、B列にさまざまな時間(出発時間、移動時間、休憩時間、作業時間、待機時間など)を入力し、その合計が24時間を超えた場合にC列の日付を自動で変更したいというものです。Excelでこのような自動計算を実現するためには、適切な数式を使用する必要があります。
数式の作成方法
この問題を解決するためには、まず時間の合計を計算し、その合計が24時間を超えるかどうかを判定します。次に、その条件に基づいて日付を自動的に変更します。
1. B列に時間を入力します。例えば、B2に出発時間、B3に移動時間、B4に休憩時間などを入力します。
2. C列に表示される日付を計算する数式を次のように入力します。
=IF(SUM(B2:B6) >= 1, TEXT(B1 + 1, "yyyy/mm/dd"), TEXT(B1, "yyyy/mm/dd"))
この数式は、B列の合計時間が1時間(24時間)以上の場合、B1の日付に1日を加算し、そうでなければそのままB1の日付を表示します。
数式の詳細解説
数式の中で使用している関数について解説します。
- SUN(B2:B6):B2からB6までのセルの合計を計算します。
- IF:もし、B列の合計時間が1時間以上ならば(24時間)、TRUEの場合にB1の日付に1日加算します。
- TEXT:日付形式を「yyyy/mm/dd」にフォーマットして表示します。
実際の使い方と注意点
この数式を実際に入力する際は、日付の入力形式に注意してください。特に、Excelでは日付の形式が正しく入力されていないと、期待した結果が得られない場合があります。
また、B列の各時間セルには適切な時間形式(時:分の形式)を使用してください。例えば、「8:00」や「1:30」などの形式で入力することが重要です。
まとめ
Excelで時間の合計を基に日付を自動的に変更する方法について解説しました。これにより、24時間を超えた場合に自動で日付を加算することができ、効率よく作業が進められます。数式を入力する際には、適切な形式で時間を入力し、日付の計算に必要な関数を組み合わせて使いましょう。


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