Audacityの最新版にアップデートした後、MP3形式での保存方法がわからなくなった方へ向けて、簡単にMP3ファイルを保存する方法を解説します。以下の手順を試して、スムーズに音楽ファイルを保存しましょう。
AudacityでMP3形式で保存する手順
Audacityの最新バージョンでは、MP3形式での保存を行うために追加の設定が必要になることがあります。以下の手順でMP3形式で保存する方法を説明します。
- 1. 編集が完了したら、上部メニューから「ファイル」をクリックします。
- 2. 「書き出し」を選択し、「MP3として書き出し」をクリックします。
- 3. 保存先を指定し、ファイル名を入力します。
- 4. 「ファイルタイプ」から「MP3」を選び、「保存」をクリックします。
これで、MP3形式で音声を保存することができます。しかし、もしMP3形式が選択できない場合は、次のステップに進みます。
MP3形式が選べない場合の対処法
AudacityにMP3保存機能がない場合、LAMEエンコーダをインストールする必要があります。LAMEはMP3ファイルの作成に必要なエンコーダで、Audacityと連携して使用します。
- 1. Audacityの公式サイトにアクセスして、「LAME MP3 Encoder」をダウンロードします。
- 2. インストール後、再度「MP3として書き出し」を試みてください。
これでMP3形式での保存が可能になります。
エクスポート設定の確認
MP3としてエクスポートする際、オプションでビットレートや音質を設定することができます。音質を向上させたい場合は、ビットレートを高く設定しましょう。デフォルトでは128 kbpsになっていることが多いので、320 kbpsに設定することでより高音質のMP3ファイルを作成できます。
- 1. 「ビットレート」設定を変更する場合、エクスポート画面で「オプション」を選択します。
- 2. 「ビットレート」を変更し、「OK」をクリックします。
これにより、音質を調整することができます。
まとめ
Audacityの最新版でも、MP3形式で音声を保存する方法は非常に簡単です。MP3保存機能が見つからない場合、LAMEエンコーダをインストールすることで解決できます。エクスポート時にビットレートを変更することで、さらに音質を向上させることができるので、音質を重視する方は設定を調整してみましょう。
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