Arduino UNOとRaspberry Pi Picoでピンを接続してLEDを制御する方法

プログラミング

Arduino UNOとRaspberry Pi Picoを使って、デジタルピンやアナログピンを接続し、片方のピンをhighにした際に、もう片方のピンでその状態を検出してLEDを光らせる方法について解説します。ArduinoとRaspberry Pi Picoを組み合わせて、簡単な制御を行いたい方に向けて、必要な設定と注意点を紹介します。

1. Arduino UNOとRaspberry Pi Picoを接続する方法

まず、Arduino UNOとRaspberry Pi Picoのデジタルピンを接続する方法について説明します。Arduino UNOとRaspberry Pi Picoのピン同士を直接接続することで、信号を送受信できます。ただし、Raspberry Pi Picoは3.3Vロジックを使用しているため、Arduino UNOの5Vロジックと互換性がない点に注意が必要です。

2. Arduino UNOとRaspberry Pi Picoでデジタルピンを利用する

Arduino UNOを使って、デジタルピンをHIGHにした際に、その信号をRaspberry Pi Picoで受信する方法は非常にシンプルです。Raspberry Pi Pico側のピンでデジタル入力を使い、ArduinoからのHIGH信号を検出します。この場合、片方のピンをHIGHにしたとき、もう片方でその状態を認識し、LEDを光らせることができます。

3. 必要なコード例と設定

ここで、Arduino UNOとRaspberry Pi Picoを使った簡単なコード例を紹介します。Arduino側では、デジタルピンをHIGHに設定するコードを使用し、Raspberry Pi Pico側ではそのピンを監視してLEDを点灯させます。

Arduino UNO (送信側):
void setup() {
  pinMode(2, OUTPUT); // デジタルピン2を出力に設定
}

void loop() {
  digitalWrite(2, HIGH); // ピン2をHIGHにする
}

Raspberry Pi Pico (受信側):
void setup() {
  pinMode(15, INPUT); // デジタルピン15を入力に設定
  pinMode(16, OUTPUT); // デジタルピン16を出力に設定
}

void loop() {
  if (digitalRead(15) == HIGH) { // ピン15がHIGHの場合
    digitalWrite(16, HIGH); // ピン16にLED点灯
  } else {
    digitalWrite(16, LOW); // ピン16にLED消灯
  }
}

4. Raspberry Pi Picoを使用する際の注意点

Raspberry Pi Picoを使用する場合、Arduinoと異なり、3.3Vロジックを使用するため、Arduinoの5Vロジックに直接接続すると、ピンが破損する可能性があります。信号を適切に変換するために、レベルシフターを使用することをおすすめします。

5. まとめ

Arduino UNOとRaspberry Pi Picoを使って、デジタルピン同士を接続し、片方のピンをHIGHにした時に、もう片方でその信号を受信してLEDを光らせることは十分に可能です。注意点としては、Raspberry Pi Picoは3.3Vロジックを使用するため、Arduinoとの接続にはレベルシフターを使うことが必要です。この方法を応用すれば、さまざまなデバイス間での簡単な信号送受信ができます。

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