Wordで表を挿入すると、段落の間隔がデフォルトで「行間(1行)」に設定されているため、毎回手動で調整するのが面倒に感じることがあります。この記事では、表を挿入するたびに自動的に「段落前(0.2行)、段落後(0.2行)、行間(最小値)、間隔(0pt)」に統一されるように設定する方法を説明します。
1. 表の段落設定を統一する方法
Wordで表を挿入した際に自動的に段落間隔を「段落前(0.2行)、段落後(0.2行)、行間(最小値)、間隔(0pt)」に統一したい場合、まずは段落設定を変更してから、スタイルを適用します。以下の手順で設定できます。
1. Wordを開き、任意の文書を作成します。
2. 「ホーム」タブにある「段落」セクションの右下にある矢印をクリックします。
3. 「段落設定」ダイアログが表示されたら、「インデントと行間隔」タブを選択します。
4. 「段落前」と「段落後」の間隔を0.2行に設定し、「行間」を「最小値」に、値を「0pt」に設定します。
2. スタイルを作成して適用する
上記の段落設定を一度行った後、設定をスタイルとして保存し、次回以降に自動で適用できるようにします。スタイルを作成する方法は以下の通りです。
1. 「ホーム」タブから「スタイル」セクションに移動します。
2. 「新しいスタイル」を作成し、先ほど設定した段落の間隔が自動的に適用されるように設定します。
3. 新しいスタイルに名前をつけて保存します。
3. 作成したスタイルを表に適用する
新しく作成したスタイルを表に適用するためには、表を挿入した後、そのままスタイルを適用するだけで、段落設定が自動的に反映されます。
1. 表を挿入後、作成したスタイルを選択して適用します。
2. これにより、表の段落設定が自動的に「段落前(0.2行)、段落後(0.2行)、行間(最小値)、間隔(0pt)」に統一されます。
4. まとめ
Wordで表を挿入する際に段落間隔を毎回設定するのは面倒ですが、スタイルを作成して適用することで、次回以降は一発で希望通りの設定を反映させることができます。この方法を使えば、効率よく作業が進みますので、ぜひ試してみてください。
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