PowerPointで数式や変数にアスタリスク「*」を使っていると、なぜか全角になってしまうという問題に直面することがあります。この記事では、この問題の原因と、その解決策を初心者にもわかりやすく解説します。
問題の原因とは?
PowerPointでは、全角と半角の文字が混在してしまうことがあります。特に、フォントの設定や言語設定によって、アスタリスクが意図せず全角に変換されることがあります。この問題は、英語環境ではほとんど発生しませんが、日本語環境ではよく見られる現象です。
対策方法
まず、PowerPoint内のフォント設定を確認し、アスタリスクが半角で表示されるフォントを選択しましょう。例えば、「Arial」や「Times New Roman」などの英語圏で使用されるフォントは、半角アスタリスクをきちんと表示します。また、PowerPointの「オートコレクト」設定を見直すことも有効です。
「オートコレクト」の設定を確認する
オートコレクト機能が原因で自動的に全角アスタリスクに変換されてしまうことがあります。これを無効にする方法は以下の通りです。
1. PowerPointの「ファイル」メニューから「オプション」を選択。
2. 「校正」タブを選び、「オートコレクトのオプション」をクリック。
3. 変換に関する設定を見直し、アスタリスクが全角に変換されないように調整します。
他の方法:数式エディタを使う
数式内でアスタリスクを使用している場合、PowerPointの数式エディタを利用することで、半角の「*」を正確に表示できます。数式エディタを使うと、数式内の記号が全角に変わる心配が少なくなります。
まとめ
PowerPointでアスタリスクが勝手に全角に変わってしまう問題は、フォント設定やオートコレクト設定が原因であることが多いです。適切な設定変更を行えば、半角のアスタリスクを正しく表示できるようになります。これらの対策を試して、問題を解決しましょう。


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